芸能

リオ五輪へのイチャモン発言、マツコは炎上せずミッツはフルボッコだった理由

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 リオ五輪の閉会式にマリオに扮した安倍首相が出演。そのシーンにマツコ・デラックスがイチャモンをつけ、ちょっとした騒ぎになっている。8月22日の「5時に夢中!」(TOKYO MX)でマツコは、「恥ずかしいんだったらやるんじゃないよ。すぐ帽子取っちゃうし中途半端。ヒゲもないし」と、安倍首相のパフォーマンスを断罪した。

 この発言には「総理大臣に何を求めてるのか」などと異論が噴出し、マツコに謝罪を求める声すらあがるほど。ただ一方では、「芸能人じゃないんだから大目に見てあげて」といった反応もあり、必ずしもマツコ憎しのオンパレードではないのである。この騒動についてテレビ誌のライターはこう語る。

「マツコの安倍首相叩きは、普段の発言の延長線にあります。政治家やジャニーズなど強い存在を叩くことを得意にしつつ、今回も安倍首相の演技がイマイチだったことを問題にするなど、個人攻撃にならないよう気を遣っているのです。言われてみれば安倍首相の動きには一瞬の躊躇がありましたし、マツコはあくまで『もっと堂々としなさいよ!』と言いたかっただけだと考えれば、決して炎上するような発言ではないと言えますね」

 それに対し、女子レスリング・吉田沙保里選手の涙を揶揄したミッツ・マングローブはなぜあれほど炎上したのか。テレビ誌のライターが続ける。

「ミッツがマズかったのは、吉田選手が銀メダルに終わって国民全体が落胆している状況で『シラけた』と発言したこと。人の不幸に茶々を入れることは世間的にも忌み嫌われる行為です。これがマツコだったら『笑ってちょうだいよ~』くらいのことは言えたでしょう。場の雰囲気を読む力という点で、マツコとミッツの腕の差が表れた形ですね」

 ミッツも今回のマツコ発言を聞いて、「そこを叩けばよかったのか!」と思っている可能性もありそうだ。二人の歯に衣着せぬ発言を今後も期待したい。

(金田麻有)

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