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記事全文を読む→天才テリー伊藤対談「大村崑」(1)自伝を書いたのは妻の勧めがあって
●ゲスト:大村崑(おおむら・こん) 1931年、兵庫県生まれ。高校卒業後、神戸のキャバレーでボーイをしたあと、53年、大久保怜に師事、司会者としての修業を始める。57年、大阪・梅田の映画館「北野劇場」専属コメディアンとして舞台に立つ。58年、茶川一郎、佐々十郎とともに「やりくりアパート」の学生役で人気に。59年、「番頭はんと丁稚どん」でさらに知名度を上げる。同年、「とんま天狗」の主役を務め、人気を決定づける。「とんま天狗」が大塚製薬の一社提供だったため「オロナイン軟膏」などのCMに出演。65年から「オロナミンC」のCMがスタート。昭和40年代には街中に同商品を手にする看板が設置された。70年、「細うで繁盛記」に出演。現在も「赤い霊柩車シリーズ」などでコミカルな演技を見せている。近著に、自身の半生をつづった「崑ちゃん ボクの昭和青春譜」(文藝春秋)がある。
「やりくりアパート」「とんま天狗」などのコメディドラマやCMで、まさに国民的人気を博したコメディアン・大村崑。このたび、自身の人生と交遊録をまとめた書籍を上梓したことも大きな話題に。85歳を迎えて現在も元気ハツラツ、天才テリーはそのバイタリティに脱帽!
テリー 初めまして。今日は「崑ちゃん」ってお呼びしてもいいですか?
大村 どうぞどうぞ。
テリー お会いできるのを、すごく楽しみにしていたんですよ! 僕らの世代にとって崑ちゃんは、長嶋(茂雄)さんとか石原裕次郎さんと同じぐらい特別な人ですから。
大村 それはうれしいなァ。特に60過ぎの人は、そう言ってくれる人が多いんですよ。前に旅先で大ケガして、血だらけになって病院に担ぎ込まれたことがあるんです。そしたら、60過ぎの外科の先生がやっぱり僕のファンで、大喜びして興奮しちゃって、婦長さんに「先生、ちゃんとお仕事してください!」って怒られていましたね(笑)。
テリー ハハハ、うれしくてしかたなかったんだ。
大村 そのあともその病院に行く時には、いつもカルテがいちばん上に置いてあって、結局、一度も待つことがなかったです。
テリー そりゃあ、憧れの人は待たせられませんよ。今は、片平なぎささん主演のテレビドラマ「赤い霊柩車シリーズ」も大人気じゃないですか。僕も欠かさず観させてもらってます。
大村 ああ、最近はあのドラマのおかげで、小学生からも「(役名の)秋山さん」って呼ばれることもありますね。「何で知ってるの?」って聞いたら「お母ちゃんと観てる」と。せっかくだから「よし、サインしてあげよう」と言うたら「いらん」(苦笑)。
テリー アハハハハ! そのやり取りが、すでにコントですよ。
大村 まァ、そんなことでも、こんな年になって子供から声かけてもらえるのは、ありがたいです。ずっとお笑いの仕事をさせていただいたおかげですね。
テリー これまでの半生を振り返った自叙伝「崑ちゃん」を読ませてもらいましたけど、これ、おもしろすぎますよ。載ってる一つ一つのエピソードが、本当にお宝みたいな内容で。
大村 うれしいね。あの本は、妻に書くことを勧められたのがきっかけだったんです。妻はもともと、兵庫県の六甲辺りに住んでたお嬢さんで、ふだんは自分からあまりものを言わない人だったんですよ。だから僕は喜劇役者のメンツにかけて、彼女に毎日いろんなエピソードを話して「目じりにシワができるから、もうやめてください」って言うぐらい笑わしていたんです。
テリー それ、ステキじゃないですか。
大村 で、「そんなにおもしろい話があるなら、メモしておいて、自分で本を書かれたらどうなの?」って昔から言われていたのを、やっと重い腰を上げたという感じです。そんな妻も、今じゃ僕以上にしゃべるようになって、逆に僕が聞き役になってますけどね(笑)。
テリー いや、これは奥さんに感謝しなくちゃ。この内容だと、まだまだすごい話が残っているんじゃないですか?
大村 カットした話、たくさんあるからね。「売れたらパート2を」って、出版社も言ってくれているから、この対談で大いに盛り上げてもらわないと(笑)。
テリー ハハハ、そんなプレッシャーをかけないでくださいよ(苦笑)。
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