芸能

2016年末場所 輝く!「有名人スキャンダル大賞」(4)大賞は「ガセの極み豊」こと長谷川豊

20170105_12n4th

 それまで「ガセ川」扱いして、うまくやってましたもんね。「この人はロクなことは言わないですよ」という。

 そう、もともと「ガセの極み豊」なんだから。

 そこの逃げ場というか、幅を作ってたのにな。

 予想以上に本気で暴走してっちゃった。 

 「炎上してチャリンチャリンですよ」って言ってるんだよ。「8本レギュラーなめんなよ」って。

 全部、間違えてるよ。

 彼だってもちろん、人としてそこまで極悪人ってわけじゃない。会えばいい人だよ。ただ、彼の最大の問題は、自分が他人より頭いいと思い込んでるところなんですよ。そこに尽きるんです。

 共演する前にあの人の書いた本を、ざーっと読んだけど、全部ダメだった。「俺以外は全員バカ」みたいなのをずっと書いてる。

 フジを1回しくじってるじゃないですか。その時点で、いつか一発、超絶大逆転でもしないと帳尻が合わなくなってるところはあるんじゃないかな、彼の中で。だから、本来そんな揉める必要もない立場なのに、わざわざ物議を醸すようなほうに、いちいち賭けてしまうんじゃないかと‥‥。

 MXなんかまだおとなしいほうなのよ。大阪の番組のひどさっていったら、もうね。

 関西に行って、たまにそういう番組見るとびっくりしますよね。長谷川さんに関しては、せめて、うっかり発言が多い「アホの子」としての、愛嬌がもうちょっとあればなぁ‥‥。

 そう。まったくないですよね。かわいげゼロ。長谷川豊の最近のインタビューの記事で「謝る気があるのか」と聞かれて、「おっしゃってる意味がひとつも理解できません」「報道の言論機関であるテレビ大阪が炎上にビビって長谷川を降ろすというのは間違いです。テレビ大阪は局として終わりました」って。

 いさめる友達とかいないのかなあ。

 このタイミングで「効いてない」アピールしちゃダメじゃないですか。そのインタビュー、最終的には「2年ぐらいは放っておいても生活できるだけの余裕はある」という締めでしたよ。

 それよりピース綾部だよ。

 どうしちゃったの?

 ニューヨークに行くっていうのは昔から公言してたみたい。もともと、茨城のイス工場で働いてて、「芸能界のイスを作るのも得意です」みたいな。ホントにうまいんだよ。腰が低くてさ。

 僕が思ったのは、AbemaTVで完全にエロ仕事やってたじゃないですか。相方が文学的に成功してる時に、「俺、何やってるんだろう」感があったんだろうなと。

 「妄想マンデー」でしょ? 俺、あれで綾部さんのこと、すごい好きになったんですけどね。みごとな仕事だと思ってますけど。

 「ポンキッキーズ」でコンビを組んでいた安室奈美恵が成功していく中で、鈴木蘭々が「なぜ私は一人で着ぐるみ着てこんなことやってるんだろう?」と思ってニューヨークにダンス留学しますみたいな。

 その例え(笑)。

 なぜニューヨーク? 映画出るならロスじゃないの。

 だから、どっちかというと、ちょっと心配なニュースでしたね。あの優秀な方が。周りの人たちもあまりにも突拍子もない話で「あー、頑張ってね」としか言えない。

 オーディションに受かってすぐに抜擢みたいな、田舎者の夢みたいなことがホントに起きると思ってるのかな?

 そう考えると相撲の石浦はすごい。ハリウッド映画「ウルヴァリン」のオーディションに合格してるんだよ。

 でも、あれはスモウレスラーとしての役ですからね。それに綾部さん、よっぽど英語できるのかなと思ったら、えっ? これからって。あっちのエンターテインメントは、英語力、当然めっちゃくちゃ要求されるから。真田広之さんみたいに本気でうまい人だって、なかなか苦労してるのに‥‥。渡辺謙さんレベルでさえ、そこまでバンバン出てるわけじゃないからさ。

 ではそろそろ大賞を。

 長谷川さん以外、いないですよ。

 これで供養というか。

 「ガセ川豊」こと「ガセの極み豊」で。

 珍しく満場一致だったな。

<座談会参加者>

宇:宇多丸(RHYMESTER) 吉:吉田豪 水:水道橋博士(浅草キッド) 玉:玉袋筋太郎(浅草キッド)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身