気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...
記事全文を読む→長嶋茂雄「怪物リハビリ・超過酷トレ」の最新現場!(3)「最終聖火ランナー」の打診
これは余談だが、右手が不自由になったことによる「副産物」もあった。
「ミスターは今や、左手で書く文字がえらく達筆になってね。最近、元巨人の河野博文氏(現在は玉ねぎ農家)がミスターに玉ねぎを送った際、お礼のサインが送られてきた。それがまるで、右手で書いたように達筆すぎるものだった。利き腕のごとく、手に力が入っている感じだったと‥‥」(球界関係者)
こうした超過酷なリハビリ、トレーニングを休まず続ける姿を知る球界関係者たちは「怪物だ」「まるで現役選手のトレーニング」「いったい、何を目指しているのか」と、一様に驚きを口にしている。
毎年7月、北海道では男子プロゴルフトーナメント「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」が開催される。大会名誉会長を務めるミスターはこの大会で「ゴルフクラブを振りたいね」と意欲を見せているというが、ミスターの目標はここにあるわけではなかった。
今年1月2日、毎年の恒例行事となっている成田山新勝寺(千葉県成田市)へ初詣に訪れたミスターは、報道陣にこう語っている。
「リオ五輪も終わり、いよいよ東京五輪ですね。昭和39年以来の日本での五輪をすばらしい大会とするために、皆が協力し合って準備を進めてほしいです」
脳梗塞で倒れた際、アテネ五輪の野球日本代表監督だったミスターは、指揮を執ることがかなわなかった。
「五輪出場できなかったことに、忸怩たる思いがあるんです。故・亜希子夫人が64年の東京五輪でコンパニオンだったこともあり、五輪に対する思い入れは人一倍強い。『五輪は燃えるんだ。興奮するんだ』と公言していますしね」(スポーツ紙デスク)
だからミスターは「侍ジャパンのユニホームを着たい」と漏らし、
「東京五輪に総監督として出場することを最大の目標、リベンジとしている。ミスターの執念は、その一点に集約されていると言っていい」(前出・球界関係者)
吉見氏も言う。
「東京五輪の最終聖火ランナーになる、という打診はすでに本人の耳にも届いているようです。でも長嶋さんはもっと先を目指している。侍ジャパンのユニホームでグラウンドに立ちたいという強い気持ちがあるから、365日ほとんど休まずに、あれだけのリハビリを続けているのだと思う」
2月17日、午前7時30分、記者が自然教育園を訪れると、その10分後にダークグレーのレクサスが到着した。緑のニット帽に黒いジャンパーを着たミスターは、力強い足取りで約20分間、園内を歩く。左手で長い木の枝を持つと時折、立ち止まり、付き添った2人のスタッフと談笑しながら冬木立ちを眺めていた。
ミスターの執念が結実することを願ってやまない。
アサ芸チョイス
胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...
記事全文を読む→気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...
記事全文を読む→急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...
記事全文を読む→