社会
Posted on 2017年06月15日 09:58

「ほうじ茶」がブーム!秘密は高い健康効果が期待できる「香り成分」だった

2017年06月15日 09:58

 八十八夜が過ぎ、新茶の季節。今、ほうじ茶が人気を集めている。

 ペットボトル入りのほうじ茶の売り上げが増加しているばかりか、コンビニやカフェなどでは「ほうじ茶ラテ」が売り切れ続出なのだともいうし、調味料にほうじ茶を使ったラーメンや「ほうじ茶」をイメージした香水まで登場している。

 “体によさそうだから” と健康志向の女性を中心に人気が広がっているのだ。

 そもそもほうじ茶とは煎茶や番茶を赤茶色に変わるまで強い火で焙って作られるもの。フードコンサルタントの中川久美子管理栄養士が言う。

「茶葉には200種類とも300種類とも言われる香り成分が含まれている。しかし弱くて微妙。それが焙煎することで独特な香りが強められる。この香り成分に健康効果の期待があり、これが人気の元でしょう」

 もともとお茶にはポリフェノールが豊富に含まれ、健康に良いことは知られているが、ほうじ茶はこれに香り成分が加わるので、健康効果は高まるのだとか。

 そしてこの香り成分の中でも「青葉アルコール」「リナロール」「ゲラニオール」「ピラジン」にはリラックス効果が期待でき、疲労回復や鎮静、血圧降下、抗不安作用がある。

 中でもほうじ茶の特徴が「ピラジン」。これは火入れで生まれる香り成分で、ほうじ茶を作る過程の「焙煎」によって豊富になるという。

 この効果を引き出すためには「ほうじ茶」は熱湯で淹れるのがコツ。高温で淹れるためカフェインが飛ばされるので1日中いつでも何杯でも飲める。

「がん予防から美肌効果やアンチエイジング効果、ダイエット効果なども期待できる」(前出・中川さん)

 煎茶に比べ、価格がリーズナブルなのもいい。

(谷川渓)

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