芸能
Posted on 2017年08月29日 09:58

ピエール瀧「クイズ番組ヤラセ」暴露が裏付ける「結果ありき」な業界の常識!

2017年08月29日 09:58

 電気グルーヴのメンバーで俳優としても活躍するピエール瀧が「クイズ番組のヤラセ」を暴露し、衝撃が広がっている。

 瀧によるショッキングな発言が飛び出したのは8月24日に放送されたTBSラジオ「たまむすび」。

 以前、映画の番宣でクイズ番組に出演し、番組の終盤に「レギュラーチームが勝つか、番宣チームが勝つか」という白熱の展開になったと振り返った瀧。

 最終問題で番宣チームが正解を当て「勝った!やった!」と思ったところ「ちょっと1回、止めます」と番組ADがストップ。プロデューサーから「あと3問いきます」と告げられたという。

 結果、MCの伊東四朗がプロデューサーをたしなめてくれたため、不正なしに終わったものの「僕はそれ以降、テレビのクイズ番組を一切信用してない」と語った瀧。

 本当のところクイズ番組における実情はどうなのか。

「ヤラセ行為は日常茶飯事です」と断言するのはテレビ関係者である。

「瀧さんがヤラセに巻き込まれそうになった番組はフジテレビ系で放送されていた『IQサプリ』だと推測できるのですが、フジのみならず民放各局で毎日のように見られる光景ですね。問題の追加はまだマシなほうで、どのクイズ番組でも“演出”という名で行われるヤラセのオンパレードですよ」

 いったい、どのようなヤラセが行われているのか?

「事前に出題範囲や答えを教えておくのは常套手段ですね。勝敗が決まるポイントで勝たせたい解答者の得意ジャンルの問題を出すケースも多い。最悪な手口としては編集で結果を変えてしまうというのもあります」と前出のテレビ関係者は語る。

「昨年6月、『ピラミッドダービー』(TBS系)に出演した顔相鑑定士の男性が、本来は勝ち残っているのに『編集で脱落したことになっていた』とブログで告発しました。このことで『メンタリストDaiGoの優勝ありき』というヤラセ疑惑が話題になった。瀧さんのケースは氷山の一角です」

 クイズ番組に横行するヤラセまがいの行為。瀧の言うとおり、信用しないほうがよさそうである。

(白川健一)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク