芸能

国分太一に中山秀征…高学歴MC流行りでもテレビを席巻中なのは「苦学系」

 女優の真矢ミキが8月初旬に実施された「高等学校卒業程度認定試験」の5教科すべてに合格したことは記憶に新しい。中学卒業後、宝塚音楽学校に入学した真矢は高校卒業の資格がなかったのだ。MCを務める情報番組「ビビット」(TBS系)で、真矢は「高校、大学に行けなかったという人生の穴を今から埋めてもいいんだ」と喜びのコメントを残している。

 近年は嵐の櫻井翔(慶大卒)やNEWSの小山慶一郎(明大卒)ら難関大卒のタレントがニュース番組のキャスターを務める傾向が強いが、実際は情報番組のMCには「高校中退」という経歴の持ち主も少なくない。真矢とともに「ビビット」でMCを担当するTOKIOの国分太一は、都内の私立高校に入学したものの、TOKIOのメンバーとして活動することが決まっており退学を決断。

 10月1日からスタートしたニュース番組「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系)で、初のキャスターに挑戦する少年隊の東山紀之は、都内の定時制高校を中退。国分同様、仕事が多忙になったという事情が中退の理由だと思われる。

 情報番組「シューイチ」(日本テレビ系)MCのタレント・中山秀征は、都立高校を中退。中学時代にドラマデビューを果たした中山は、芸能活動を優先させるために群馬から神奈川の中学に転校したほどで、当時からこの世界で勝負することを決めていたようだ。

「芸能人は仕事を優先させるため、高校を中退するケースは珍しくありません。しかし、それは歌やドラマ・映画といったハードな芸能活動のためという事情がほとんどで、かつては今ほど芸能人にとってニュースや情報番組のMCの仕事は多くもありませんでした。MCと言うと、“高学歴で”頭がいい印象がありますが、実際、頭の回転が早く機転が利かないと、MCは務まりません。その点、東山はまだ経験が浅いとしても、国分にしろ、中山にしろ、学業を修めることについては苦労していますが、説明するまでもなく、担当番組をうまく仕切っている。MCがうまいかヘタかは、やはり芸能活動を通じ、いかに多くのことを学んだかということに尽きるでしょう」(テレビ誌記者)

 今や学歴だけに存在価値を見出されているような芸能人も少なくないが、やはり本来の実力がモノをいう世界であることは、昔も今も変わらないようだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
3
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」