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記事全文を読む→ビートたけしの名言集「パロディと直感で殿が付ける弟子の芸名」
ビートたけしの弟子になるということは、必ずやおかしな芸名を付けられ、その芸名を背負って生きてくということです。
今も時折、
「おい、誰か『やくみつゆ』を名のるヤツいねーか?」
と、弟子に問いかけてきます。ちなみに「やくみつゆ」とは、タレントで漫画家のやくみつるさんのパロディで、殿が考えだす珍芸名の大多数が、こうしたパロディだったりいたします。
力道山⇒力動川、勝新太郎⇒負古太郎、渡哲也⇒蟻の門渡り哲也、大久保清⇒新大久保きよし、などなど。で、時にこの手のパロディは、悪乗りして収拾がつかなくなることがあります。以前、「長州力」のパロディから、殿がまず思いついたのが「九州力」。そこから発展して、「イリノイ州力」。そして最後には、もう元ネタが何なのかわからない「アイダホ力」にアップデートしていたことがありました。
この手のパロディのほかに、見た目一発の直感を頼りに、半ば投げやりに付ける場合もございます。
8年程前、三又又三さんの“絶壁でいびつな後頭部”を発見した殿は、
「何だ? お前のその頭の形は!」
と漏らすと、すぐに画家・ダリのゆがんだタッチの作品から発想を得て、
「こうしよう。お前は明日から『頭ダリ』!」
といった芸名を安易に思いつき、改名を迫っていました。
こういった殿の思いつきにより、常に改名の危機にさらされるたけし軍団ですが、逆に、一度殿から芸名を授けてもらったものの、さすがに“この芸名ではやっていけません”といった感じで、芸名を返上し、新たに芸名を頂くといったケースもあります。「ふんころがし」を返上したダンカンさん、「亀頭白之助」を返上した水道橋博士、そして「いびつこめびつ」を返上した松尾伴内さん、などなど。さらに、殿の大好きなこの珍芸名遊びに耐えられず、たけし軍団に入ったものの、志半ばにして去っていった青年も中にはいます。
「かに道楽落ち太」さん、「ボボ・コロンビア」さん、などがそれです。殿は今でも、
「『かに道楽落ち太』なんて、いい名前だと思ったけどな。もったいね~な~」
と、まったく悪びれることなく振り返っています。
一方、本人が珍芸名を承諾しても、家族が許さないケースもあります。かつて、「ウサマ・ビン太郎」と名付けられた新弟子が、喜び勇んで田舎のお母さんに電話し、「母さん、たけしさんから芸名を付けてもらったよ!」と、その芸名を報告すると、母親は静かに「もう辞めて、すぐに帰ってきなさい」と、帰郷を命じたそうです。3日後、親思いの彼は悩んだあげく、人知れず去っていきました。が、
「惜しいな。もうちょっと頑張れば、O111(オー111)太郎に替えるつもりでいたのにな‥‥」
と、その年、世間を大変騒がせていた、出血性大腸菌をもじった芸名を思いついては悔しがる、殿なのでした。
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◆プロフィール アル北郷(ある・きたごう) 95年、ビートたけしに弟子入り。08年、「アキレスと亀」にて「東スポ映画大賞新人賞」受賞。現在、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」ブレーンなど多方面で活躍中。本連載の単行本「たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録」も絶賛発売中!
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