芸能

夏木マリ、シリアスな「マフィアの娘」役でも“ほっこり笑い”が起きたワケ

 12月22日に最終回を迎えた深夜ドラマ「新宿セブン」(テレビ東京系)。主演がKAT‐TUN上田竜也であることよりもシンガーソングライターの家入レオの女優デビュー作として注目され、家入演じる殺し屋の怪演ぶりばかりが話題になっていたが、最終回で夏木マリが期待以上の見せ場を用意してくれた。

 夏木は、家入演じる栞が“元気な看板娘”という表の顔でバイトしていた新宿歌舞伎町にある餃子屋の店主・シノブを演じていたのだが、実は中国マフィアの先代の娘で、上田演じる七瀬の実の母であることが判明。上田とともに緊張感がみなぎるシリアスなヤマ場を演じたのだが、あるひと言で視聴者の張りつめていた気持ちが緩んでしまったという。

「上田演じる七瀬の育ての親が『セン』という名前だったため、夏木演じるシノブが『セン』という名前を口にすることがあったんです。そのため、01年公開の大ヒットアニメ映画『千と千尋の神隠し』で夏木が声優を務めた“湯婆婆”を思い出す視聴者が続出したんです。ツイッター上では『夏木サンに“セン”と言われて思い出すのはあのアニメ』『カッコイイ夏木マリが湯婆婆に見えてくる』など、ほっこり笑えるシーンとして話題になったんです」(テレビ誌ライター)

 シリアスシーンに笑いというエッセンスを加えてくれた夏木。ドラマの山場として成立させることができたのは、夏木の女優としての力量以外の何ものでもないだろう。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
【鉄道】新型車両導入に「嫌な予感しかしない」東武野田線が冷遇される「不穏な未来」