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記事全文を読む→弘兼憲史×蛭子能収「人生は70歳からが最高だ」(2)今まで競艇に1億円もつぎこんだ!?
弘兼 蛭子さんの趣味といえばギャンブルですが、いつから始めたんですか。
蛭子 子供の頃から好きで、駄菓子のくじ引きにハマッていました。駄菓子屋のくじって、売っている人だけがわかるように、当たりには印みたいのが付いているんですよ。
弘兼 そうなんですか。
蛭子 それに気がついて、当たりばっかり引いていたら、おばさんに「よっちゃん、来ないで」って注意されて。
弘兼 出入り禁止(笑)。
蛭子 そんな子供でした。
弘兼 今は何を?
蛭子 競艇ですね。
弘兼 僕はギャンブルはやらないんですけど、誰が勝つとか、わかるんですか。
蛭子 いやあ~。それがわかっていれば負けてないですよ、ウフフ。
弘兼 蛭子さんは堅実に賭けるタイプ?
蛭子 いや、一発ドーンと当てにいきますね。堅いところに賭けていればトントンで終わると思うんですけど、穴っぽいところを狙ってしまうんです。
弘兼 今まで競艇にどれくらいつぎこみましたか。
蛭子 1億円は超えているかもしれないですねぇ。
弘兼 ええっ!? いちばん勝った時は?
蛭子 80万円くらい。100万円はまだないですね。
弘兼 競艇や競輪って難しそうじゃないですか。競馬は血統やデータから考えるんですけど、「競輪や競艇は選手の私生活まで考える必要がある」って知り合いが言うんですよ。「この選手は奥さんと離婚したばかり」とか。そういうのを調べるのが面倒くさくって。
蛭子 弘兼さんは、麻雀は好きですか。
弘兼 学生時代は麻雀にハマッていまして、今も仲間とやっています。賭けるとまずいから会費制で。
蛭子 厳しいですからね。俺も賭け麻雀で捕まってからはやってません(笑)。
弘兼 麻雀は、頭を使うじゃないですか。相手の性格とか考えながらやるのはおもしろいですよね。
蛭子 そうそう。だから、早く法律を変えて正々堂々と賭けられるようにしてほしいんですよ。
弘兼 アハハハハ。ギャンブル以外の趣味は?
蛭子 映画鑑賞ですかね。
弘兼 映画監督になろうと思ったことはないですか。
蛭子 ありますよ。実は監督もしたことがあるんです。
弘兼 すごいですね。
蛭子 「諌山節考」っていう小さな映画ですけど。
弘兼 監督する時って、俳優さんに指示を出さないといけないじゃないですか。
蛭子 俺は強く言えないんで、言うことを聞いてくれそうな役者さんを選ぶんです。
弘兼 僕も「黄昏流星群」の朗読劇を作った時、演技指導で声優さんに「こういう言い方をしてほしい」と指示したんです。「それいけ!アンパンマン」のばいきんまん役の声優・中尾隆聖さんとか、超一流の方々にお願いしたんですが、映画監督になった気分でうれしかったですね。
蛭子 それはすごいなぁ、俺はそういうの、本当に苦手で。
弘兼憲史(ひろかね・けんし) 1947年山口県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、松下電器産業(現パナソニック)勤務を経たのち、74年に「風薫る」で漫画家デビュー。「人間交差点」で小学館漫画賞、「課長島耕作」で講談社漫画賞、「黄昏流星群」で文化庁メディア芸術祭優秀賞と日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章。現在、「島耕作シリーズ」や「黄昏流星群」を連載中。
蛭子能収(えびす・よしかず) 1947年長崎県生まれ。高校卒業後、看板店、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家デビュー。現在、俳優、タレントとしても活躍。主な著書に「正直エビス」「ひとりぼっちを笑うな」「蛭子の論語」など。
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