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記事全文を読む→紅白“不振”の裏でテレ東「ド演歌番組」が大躍進したワケ
昨年、大みそかの「第68回NHK紅白歌合戦」の視聴率は、第1部が35.8%、第2部が39.4%と振るわず、2部制となった1989年以降でワースト3位となる数字となってしまった。
裏番組では日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」が第1部17.3%、第2部16.3%と相変わらず強かったが、民放で2位となったのはテレビ東京の「第50回年忘れにっぽんの歌」で8.4%を獲得した。
「北島三郎や細川たかし、小林幸子さん、美川憲一と、中高年に向けた“ド演歌”ラインナップでした。派手な番宣をしているわけでもないし予算もあるわけではないが、日本の名曲を堪能できる番組として満足度も高かったようです。テレビ東京の番組を放映していない地方も多いことから『おじいちゃんやおばあちゃんに見せてあげたかったな』という切実な声も多く聞かれました。対して紅白は、中高年よりも若者の視聴者にアピールしたラインナップ。中高年にとっては馴染みの薄い歌手ばかりで、『紅白で初めて名前を聞いた歌手も多い』という年配の方の意見も目立ちます」(テレビ誌ライター)
65歳以上の人口は平成29年でおよそ28%。これはテレビに最も親しみを持っている世代と言われており、今後、紅白が視聴率を獲得するなら、ここを獲得するのが重要になりそうだ。
「ただ、将来の視聴者にアピールすることは必要不可欠。NHKの路線は間違っていないとも言えます」(テレビ誌記者)
若い世代を「紅白離れ」「テレビ離れ」させないために若者の要望に沿った番組を作ることが大切なのだという。とはいえ、紅白が年末に様々な世代で楽しめる番組でなくなってしまったことは寂しい限り。今年の大みそかはテレ東がますます躍進しそうだ。
(笠松和美)
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