徳島・渭水苑の静寂を破ったのは、藤井聡太王位の「投了します」という一言だった。第66期王位戦七番勝負第5局。91手で挑戦者・永瀬拓矢九段に敗れ、藤井にとってシリーズでの連敗は初の出来事となった。6連覇に王手をかけながらも、永瀬の執念が王者を...
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将棋界の恒例イベント「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦」が幕を開ける。棋士たちは東西に分かれてチームを組み、ファン投票によって東西各3名が選出。決勝は12月に行われ、6対6の団体戦で雌雄を決する。また、ファン投票で選出された棋士は決...
記事全文を読む→真剣勝負の舞台に似つかわしくない“私生活トーク”が、解説席から飛び出した。8月16日、新潟市産業振興センターで行われた「将棋日本シリーズ 」2回戦第2局、渡辺明JT杯覇者-山崎隆之九段の一戦。その最中、聞き手を務めた竹部さゆり女...
記事全文を読む→日本将棋連盟が発表した新規定が、ここへ来て将棋ファンの間に再び波紋を広げた。この制度は、女流棋士が女流最高位タイトル「白玲」を通算5期獲得し「クイーン白玲」の称号を得れば、プロ棋士(四段)の資格を付与するものだ。従来、将棋のプロは男性棋士と...
記事全文を読む→巨人・丸佳浩と将棋には、切っても切り離せない縁があるようだ。ヤマリョースタジアム山形で行われた7月8日の巨人×中日戦において、9回裏に劇的なシーンが繰り広げられた。2点ビハインド、一死一・二塁の場面で、中山礼都がレフトへのタイムリーヒット。...
記事全文を読む→将棋界に新たな歴史が刻まれようとしている。日本将棋連盟通常総会で、女流最高峰タイトル「白玲(はくれい)」を通算5期獲得した女流棋士に「プロ棋士」資格を認める規定が可決されたからだ。これまでプロ昇段の道は奨励会三段リーグ突破か、編入試験合格だ...
記事全文を読む→どんなスポーツや競技でも女性が活躍すると、世間の目が一気に注がれるものだが、「そこまでするか」と懐疑的な目が向けられているのが、日本将棋連盟による「制度変更」だ。羽生善治会長は4月22日に開いた記者会見で、女流最高位の「白玲」を通算5期獲得...
記事全文を読む→将棋の藤井聡太名人が、不利とされる後手番ながら永瀬拓矢九段との第1局を制し、名人戦3連覇に向けて好スタートを切った。2日制の初日、永瀬九段は封じ手「9八同香」(83手目)としたが、局面が動き出したのは2日目の午後だった。藤井名人は封じ手あた...
記事全文を読む→タイトル通算100期の偉業に向けて、日本将棋連盟の羽生善治会長がいよいよ本気モードになった。日本将棋連盟の次期役員を決める予備選挙には、立候補しないと表明したのだ。その理由を「やりきった」としているが、2023年6月に第17代会長に就任して...
記事全文を読む→空前の藤井聡太ブームで「観る将」が増加するなど、盛り上がりを見せている将棋界。日本将棋連盟の創立100周年となる昨年9月には、新たな将棋文化発展の拠点として、新将棋会館が完成。多くの将棋ファンが訪れている。そして3月25日、ついに待望の公式...
記事全文を読む→将棋の第74回NHK杯トーナメント準決勝第2局は、郷田真隆九段が近藤誠也八段を108手で下し、11年ぶりの決勝進出を果たした。郷田九段はNHK杯上位の常連で、優勝1回、準優勝2回の実績を誇る古豪。決勝にはすでに藤井聡太七冠が3年連続で進んで...
記事全文を読む→タイトル獲得通算100期まであと1期としている将棋界のレジェンド、羽生善治九段が「決断」の時を迎えている。3月6日に大阪・関西将棋会館で行われた第83期順位戦B級1組、最終13回戦で大橋貴洸七段と対局。102手で投了し、4勝8敗でB級2組へ...
記事全文を読む→藤井聡太の空前の人気により将棋ファンが爆発的に増える現状に対し、囲碁界はどうなのかといえば、これも2023年に自身初となる「七大タイトル」での三冠を達成し、日本囲碁界の頂点に立った若手棋士・一力遼を筆頭に、若手の活躍が目立つ。特に近年は、世...
記事全文を読む→A級棋士10人が意地とプライドをかけて戦う、通称「将棋界のいちばん長い日」が幕を閉じた。ここまで6勝2敗の佐藤天彦九段は、佐々木勇気八段に勝利すれば藤井聡太名人への挑戦が決定。最近よく採用している「三間飛車」で37手まで互角の勝負を展開した...
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