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福本豊
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「スタンディングダブルなんて要らん」
球界の先輩の訃報が5月に相次いだ。元西鉄の中心打者で指導者としても名を馳せた「怪童」中西太さん。それに「ミスターフライヤーズ」と称された元東映の毒島章一さん。2人とも現役時代の晩年しか重なっていないので、僕からは話しかけるのも恐れ多いスター…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「近本は打撃が簡単になったんやろ」
阪神が合言葉の「アレ」に向けて抜け出すムードが濃厚になっている。首位を走っていたDeNAを甲子園に迎えた5月12日からの3連戦で3連勝を飾り、単独首位に浮上した。投打の歯車がガッチリと噛み合い、岡田監督も「そら流れがいい」と手応えを感じてい…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「阪神・村上頌樹は打者を幻惑する」
阪神の3年目右腕の村上頌樹(しょうき)が球史に名前を刻んだ。5月9日のヤクルト戦(甲子園)で、6回まで0を重ね、開幕から31イニング連続無失点のセ・リーグ記録に並んだ。7回無死からサンタナにソロを浴びて新記録こそ逃したが、あっぱれな快投やっ…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「村上宗隆にあえて言いたい一言」
やっぱりな、というのが正直な感想やな。WBCの日本代表メンバーの多くが故障や不振で苦しんでいる。右ふくらはぎを痛めた西武・山川や、左太ももを痛めたソフトバンク・牧原など、足まわりのパンクが多い。いつもの年なら春季キャンプの1カ月でじっくり鍛…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「阪神・森下に立ちはだかる高い壁」
阪神のドラフト1位の森下翔太がプロの洗礼を浴びた。オープン戦での活躍を評価されて、開幕スタメンをつかんだが、4月17日に早々と2軍降格となった。「インコースに弱点あり」。このデータが出回ると、プロは徹底して突いてくる。「ぶつけてもいいし、ヤ…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「最盛期の西武に匹敵するオリックス」
オリックスにまた怪物級の投手が出てきた。高卒3年目右腕の山下舜平大(しゅんぺいた)。4月11日の楽天戦で5回無失点、10奪三振でプロ初勝利を挙げた。190センチの長身からズドンと投げ下ろすストレートは常時150キロを超え、落差の大きい縦割れ…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「さすが!岡田監督の有言実行采配」
阪神が最高のスタートを切った。DeNAとの京セラドームでの開幕3連戦で3連勝。敵地の広島に乗り込んでも勢いは止まらず、開幕4連勝は岡田監督が前回指揮をとった08年以来の15年ぶり。やることなすことうまくいく感じで岡田監督も上機嫌この上ない。…
カテゴリー: スポーツ
タグ: プロ野球, 福本豊, 週刊アサヒ芸能 2023年 4/20号, 阪神
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「プロの指導者は大阪桐蔭を見習え」
今年の中日はセ・リーグの台風の目になると思っていた。投手力はリーグトップで、若手の成長と外国人の加入で課題の得点力もアップが見込まれる。「思っていた」と過去形にしたのは、開幕直前に頭の痛いアクシデントが2つあったから。1つは中継ぎエースのジ…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「野球小僧・大谷翔平は唯一無二!」
WBCの決勝戦は漫画みたいな終わり方やった。僕もテレビの前で手に汗握って観戦した。9回2アウトで一発出れば同点の場面。日本とアメリカのスーパースター同士、エンゼルスで同僚の大谷とトラウトの対決が実現した。大谷がスライダーで三振に斬り、帽子と…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「レプリカユニホームに思うこと」
WBCは予想以上に盛り上がった。大谷が練習試合初戦から2発のホームランで景気づけ。片膝ついてのホームランにはモノの違いを見せつけられた。1次ラウンドから二刀流で圧巻の内容やった。それと今大会でブレイクしたのが、日系メジャーリーガーのヌートバ…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「阪神ドラ1森下の目標ラインは?」
ドラフト1位で入団しただけのことはある。阪神の森下翔太。右足の肉離れでキャンプは2軍スタートとなったが、途中から1軍に昇格。実力の片鱗を発揮してライトでの開幕スタメンが見えてきた。岡田監督は新人王を獲得した自身のルーキー時代より実力が上と発…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「WBCのスタメンで使うべき選手」
侍ジャパンで中心的役割を求められていた鈴木誠也が左脇腹を痛めてWBCの出場を辞退した。もともと外野は手薄で、誠也のほかに本職は、ヌートバー、吉田正尚、近藤健介の3人だけ。ユーティリティープレーヤーの周東佑京を加えても5人しかいなかった。栗山…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「巨人のキャンプに1つだけ注文」
阪神に続き、巨人の沖縄キャンプも現地で取材してきました。巨人で目立っていたのは、熱男こと松田宣浩。グラウンドで大きな声が出ているので、どこにおるかがすぐにわかる。ソフトバンクを昨季限りで自由契約となり、巨人でもう一花咲かせようと燃えに燃えて…
スポーツ
世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「岡田監督の『アレ』が見えてきた」
今年は久々に、阪神の沖縄・宜野座キャンプの取材をしっかりやってきました。昨年までコロナ禍で禁止されていた評論家のグラウンドへの立ち入りがようやく許された。やっぱり、スタンドで遠くから見るのと、打撃ゲージの裏で近くから見るのとでは濃さがまった…