V9時代の川上野球には、ひた隠しにされたドラ1投手の不審死があった。今なおタブーとされる「湯口事件」の闇である。憧れの巨人軍に入った20歳の青年を死に追いやったのは─。読売巨人軍の9年連続日本一は「V9」と呼ばれ、その前人未踏の栄光は永遠に...
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現在、CS真っ只中の今シーズン。タイガースは最速でリーグ優勝を決め、ファイナルステージに臨む。今季のベストマッチは?中江氏はこう即答する。「5月13日、新潟でのDeNA戦。1-0で迎えた9回表、佐藤輝明選手、大山悠輔選手が倒れ2アウト。負け...
記事全文を読む→かつての万年最下位イメージは完全に払拭。今やAクラスが定位置だ。23年にはリーグ優勝、38年ぶりの日本一となった。中江氏がこの時を振り返る。「甲子園での第5戦。0-2で迎えた8回で6得点しての大逆転でした。でも、7回ライトの森下翔太選手のエ...
記事全文を読む→今季、圧倒的な強さで早々のリーグ優勝を決めた阪神タイガース。その真価が問われる時がきた。「六甲おろし」を唱和する準備は万端、気持ちはいつでも甲子園ライトスタンドにある中江有里氏に、今季の虎にかける思いを聞いた!「このインタビューの後、今日は...
記事全文を読む→「ソフトバンク VS ロッテ」パ・リーグ公式戦/2025年5月2日チャンピオンベルトを取るより、取ったベルトを守る方が難しい─。ボクシングの世界には、こういう言葉がある。プロ野球でも同じことが言える。就任1年目にリーグ優勝を果たした監督は、...
記事全文を読む→プロ野球の場合、選手や監督・コーチにとっての目標は優勝だが、すべての球団のフロントが優勝を望んでいるとは限らない。もちろん、それを公言することはないが、リーグ優勝や日本一にはデメリットもあるからだ。成績好調なら例年以上の観客動員やグッズ売り...
記事全文を読む→321111313‥‥9個並んだ数字を全部足すと「16」。これはプロ野球の新記録の数字だ。1994年7月1日、西武球場での西武対近鉄(現オリックス)12回戦、近鉄のエース・野茂英雄が作った1試合最多与四球数である。92年に同じ西武球場で、日...
記事全文を読む→「次代のエース候補」とも期待されたヤクルト投手が、既婚者でありながら一般人女性と不倫関係の末、「妊娠中絶騒動」を起こしていた。夢を与えるはずのプロ野球選手が女性を軽んじるという由々しき事態だが、その裏側ではキナ臭い話も持ち上がり‥‥。スキャ...
記事全文を読む→近鉄、いや日本球界の左腕エース・鈴木啓示にとって、1984年は最も脚光を浴びたメモリアルイヤーとなった。9月1日、大阪球場での南海(現ソフトバンク)対近鉄の第22回戦。2回裏無走者、早くも“ヤマ場”が訪れた。鈴木が史上4人目の3...
記事全文を読む→「阪神 VS 巨人」セ・リーグ公式戦/1999年6月12日MLBでは「故意四球」のことを「インテンショナル・ウォーク」という。2017年に導入された「申告敬遠」は「オートマティック・インテンショナル・ウォーク」、または「ノーピッチ・インテン...
記事全文を読む→1972年10月15日、西宮球場での阪急(現オリックス)対ロッテ26回戦はシーズン最終戦である。今、筋書きのない本塁打王争いがフィナーレを迎えようとしていた。4回、打席に立った長池徳二(のちに徳士に改名)は落ち着き払っていた。マウンドには八...
記事全文を読む→2016年以来、リーグ優勝から遠ざかっている日本ハムが9年ぶりV奪還のチャンスに燃えている。本拠地を札幌ドームからエスコンフィールド北海道に移して2年目、観客動員数の1試合平均3万人超えもV争いを演じるソフトバンクに次いでリーグ2位(8月2...
記事全文を読む→阪神の快進撃が続く中、最下位ヤクルトの本拠地・神宮球場ではビジターファンのタメ息が止まらない。24年4月、夕刊紙が「外野席1万円突破が目前」と報じて以降も、ダイナミックプライシング(DP:価格変動制)の影響は色濃く、ブーイングが再燃しそうな...
記事全文を読む→広島市民球場のスタンドが雨で濡れていた。上空には再び、泣き出しそうな黒い雲が広がっていた。だが、9回表のマウンドに立った広島の右腕・外木場義郎、23歳が憂鬱な曇り空を吹き飛ばそうとしていた。完全試合まであと3人と迫っていたのだ。1968年9...
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