スポーツ
Posted on 2025年05月09日 05:58

柏レイソルの「時限爆弾」リカルド監督に順応できないFW細谷真大に「残された道」

2025年05月09日 05:58

 サッカーJ1が開幕してから3カ月を迎え、想定外の事態に苦しんでいるのは柏レイソルのFW細谷真大だ。パリ五輪世代のエースは2022年7月に日本代表に選ばれ、森保一監督から期待される逸材である。

 チームでも今季から歴代のエースが背負ってきた伝統の9番に背番号を変更し、やる気を漲らせていたが、フタを開けてみれば第15節を終了した時点で、リーグ戦の先発出場は5試合のみ。2ゴール1アシストと、まさかの大苦戦を強いられた。

 昨シーズンに残留争いを経験した柏は、浦和レッズなどを指揮したリカルド・ロドリゲス監督を招聘。14人が新加入する大幅な入れ替えを敢行すると、細谷はポジション争いで後手を踏んだ。

「ポジショニングやポゼッションを重視するリカルド監督のサッカーに、細谷はなかなか順応することができていません。本来は強靭な体を生かしたフィニッシュワークと、ボールを持った時の推進力が武器ですが、先発出場しても戸惑う場面が散見され、居場所を見つけられていない印象が強いですね」(サッカーライター)

 それでも森保監督が会場を訪れた第13節、名古屋グランパスとの「御前試合」では、決勝点を挙げてアピールに成功。エースの復調にサポーターがホッとひと安心したのも束の間、5月6日の第15節清水エスパルス戦ではベンチ外に。サッカーライターが続ける。

「結果を出した次の試合だっただけに、かねてから噂されていたリカルド監督との関係悪化ではないかと。それでなくとも、出場機会が激減した細谷には、国内外のクラブから熱視線が送られています。シーズンオフには海外挑戦も取り沙汰されていただけに、このまま出場機会に恵まれなければ、環境を変えるため、いつ移籍を決断しても不思議ではありません」

 結局、試合後には、ベンチ外の理由は体調不良だったと、指揮官から明かされた。とはいえ、懸念材料が完全に払拭されたわけではないだけに、優勝争いを演じるクラブの「火ダネ」となってしまうのか。

(風吹啓太)

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