こうなった以上、派閥は解消しなければならない――。自民党派閥の裏金事件をめぐる政治刷新本部の初会合を受けて、菅義偉前首相はズバリ言い放った。これに公明党からの「エール」が湧き起こり、岸田文雄首相の思惑が崩れつつある。世論の「派閥解消」の流れ...
記事全文を読む→菅義偉
政治資金パーティーをめぐる裏金問題で、自民党は岸田文雄総裁(首相)肝煎りの「政治刷新本部」を発足させ、1月11日に初会合を開く。最大の注目点は、岸田首相が「宏池会」を離脱しなかったと批判し続けた菅義偉前首相が、特別顧問として出席することだ。...
記事全文を読む→自民党内で政界再編の兆候が見え始めた。自民党は先ごろ発表された時事通信の11月世論調査で支持率19.1%となり、2012年12月に政権復帰して以来の最低記録を更新した。その数字は岸田文雄内閣の21.3%より低いというから最悪の状態だ。そのた...
記事全文を読む→地方選挙で自民党が負け続けている。各選挙区の個別事情があるにせよ、党内からは「この内閣支持率では、勝てと言われてもやりようがない」のひと言。ついに岸田おろしが始まるのか。全国紙政治部デスクは、「まだ麻生太郎副総裁と菅義偉前総理の考えが一致し...
記事全文を読む→報道各社の世論調査で、岸田文雄内閣の支持率がかつてないほどに低下している。比較的支持率が高かったFNN世論調査(10月14、15日調査実施)で政権発足以来、最低の35.6%となった。すでに「危険水域」と言われる20%台に落ち込んでいる調査も...
記事全文を読む→岸田文雄首相が9月13日に内閣改造と党役員人事を断行したが、マスコミ各社の世論調査の結果が芳しくなく、内閣改造を評価するどころか、不支持率68%(毎日新聞)、53%(朝日新聞)と高止まりした。この状況に、菅義偉元首相がついに動き出す、との観...
記事全文を読む→タクシードライバー不足が深刻化する中で解禁に向けた議論が活発化しているライドシェア。実現すれば一般のドライバーが自家用車で客の送迎も可能になるが、JNNの世論調査によれば導入には過半数が「反対」と回答したという。経済誌ライターが語る。「8月...
記事全文を読む→口は禍の元とはよく言ったものだが、ついつい世間で盛り上がる話題に乗って気の利いたことを言おうとしてしくじり、すっかり株を下げてしまったのが、2015年当時、官房長官の職責にあった菅義偉元総理ではなかろうか。コトの起こりは同年9月28日、福山...
記事全文を読む→自民党内で派閥の動きが活発化している。その一つが、これまで親睦団体だった谷垣禎一元自民党総裁が率いる谷垣グループ(有隣会=22人)の派閥化だ。その狙いは何なのか。自民党関係者が明かす。「実質、谷垣派をまとめているのは代表世話人の遠藤利明総務...
記事全文を読む→立憲民主党の「コニタン」こと小西洋之参院議員が、放送法の「政治的公平」をめぐり解釈変更を求める官邸と抵抗する総務省とのやり取りが記された「内部文書」を公表した。文書を読む、と図らずも浮き彫りになるのが、総務省内の旧自治省と旧郵政省の暗闘であ...
記事全文を読む→総理でありながら派閥の会長を続けるのはいかがなものか──。1月10日、菅義偉前総理は訪問先のハノイ(ベトナム)で記者団の取材に応じ、就任後も岸田派の領袖に留まり続けている岸田文雄総理を、こう一刀両断。返す刀で、同日発売の「文藝春秋」(23年...
記事全文を読む→岸田文雄総理(65)は完全に負のスパイラルに入っている状態です。何をやっても支持率は下がりっぱなし。例えば、閣僚の首を切るにしても、後手後手で追い込まれてやったにすぎません。普通なら「よく切った」となるところが、「なんで今頃」と批判を浴びて...
記事全文を読む→安倍晋三元首相の死去後、97人を擁する自民党最大派閥・安倍派(清和政策研究会)の新会長が、いまだ決まらず右往左往している。そのため最近では安倍派が分裂し、やがては菅義偉前首相が安倍派を飲み込むのではとも囁かれている。安倍派の最新情勢を安倍派...
記事全文を読む→菅義偉前総理が「再登板」へ向け、不穏な動きを見せ始めている。昨年10月に岸田政権がスタートして以降、菅氏は要職を外れて、非主流派に身を置いてきた。ところが、9月27日に行われた安倍晋三元総理の国葬儀で、その菅氏が雌伏の時を打ち破るかのように...
記事全文を読む→