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診察室のツボ
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<心不全>心筋梗塞や高血圧で発症リスクが高くなる
死亡欄の記事でもよく目にする「心不全」。心臓病と間違われやすいが、これは病気ではない。「心不全」は、心臓に何らかの異常があり、心機能が低下して、全身の臓器が必要とする血液を十分に送り出せなくなった状態。心臓は全身に血液を送り出すポンプとして…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<過活動膀胱>タバコのニコチンも頻尿の原因!?
突然我慢できないような尿意を感じたり、トイレまで我慢ができずに尿漏れしてしまうことがある──。もしかしたら「過活動膀胱」を発症しているかもしれない。これは膀胱の神経が過敏になり、尿が十分にたまっていないうちに、自分の意思とは関係なく膀胱が勝…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<腱鞘炎>スマホの長時間使用で親指が動かない恐れも
スマホの長時間使用によって「腱鞘炎」を発症する人が増えているという。これは筋肉と骨をつなぐ腱と腱をつなぐ腱鞘が擦れ合うことで炎症を起こしてしまう病気。「腱鞘炎」の中でも、スマホの使いすぎは「ドケルバン病」である可能性が高い。これは「スマート…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<ドライアイ>患者の9割程度が涙の「油分不足」!?
近年、パソコンやスマートフォンの長時間使用で「ドライアイ」の患者が増加しているという。これは、目を保護するのに必要な涙の量が不足したり、涙の質のバランスが低下することで涙が均等に行き渡らなくなる病気。「乾燥性角膜炎」とも呼ばれる。「ドライア…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<冬うつ>冬になると発症する「過食」と「過眠」
日照時間が短いこの時期は「冬うつ」に注意したい。これは、秋から冬にかけて「気分が落ち込む」といったうつ症状を発症し、春や夏になると回復する季節性うつ病のひとつ。医学的には「季節性情動障害」と呼ばれる。冬場は十分に日の光を浴びる時間が減るため…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<めまい>血行不良で脳や耳の平衡感覚が低下!?
寒い冬には「めまい」が増加するのをご存知だろうか。最大の原因は「冷えによる血行不良」だ。寒さで血管が収縮すると血流が悪くなり、全身に酸素や栄養が行き渡らなくなるのだ。特に、脳や耳は体の平衡感覚を司る役割を果たしているので、血流が悪くなると、…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<脳卒中>脱水症状を発症すると血流悪化の危険も!?
12月に入り、冷え込む日が多くなってきた。空気の冷たい冬場は「脳卒中」が起きやすい時期だとされる。「脳卒中」は、脳の血管が詰まったり破れたりすることによって、脳が損傷を受ける病気。発症すると、身体機能や言語機能に障害を及ぼしたり、場合によっ…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<逆流性食道炎>食の欧米化が原因で胃酸の分泌が多くなる!?
日本人には少ないとされていた「逆流性食道炎」の患者数が近年、大幅に増えているという。成人の1~2割が患っていると考えられており、特に中高年に多く見られる。「逆流性食道炎」は胃酸が逆流してしまう病気。健康な人でも胃酸が逆流すること自体はあるの…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<腹痛>体の冷えで下痢や便秘を発症!?
寒さも深まるこれからの時期は、体の冷えからくる腹痛に要注意だ。腹痛と侮ってはいけない。ひどい場合には下痢を伴うケースや、便秘気味になりお腹にガスが溜まってしまう症状も見られる。冷えからくる腹痛のメカニズムを紹介しよう。寒さにより体が冷えると…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<HSP>紙ストローが苦手な人は感覚過敏の可能性も!?
脱プラスチックの取り組みで、飲食店がプラスチック製のストローから紙ストローへ切り替えているが、「飲みにくい」「口当たりが悪い」などの声がSNSで上がっているのをご存じか。実は単なる不快感ではなく「HSP」によるものかもしれない。「HSP」は…
カテゴリー: 社会
タグ: HSP, 田幸和歌子, 診察室のツボ, 週刊アサヒ芸能 2022年 12/1号
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<帯状疱疹>発疹を放置すると失明、難聴の危険も!?
ある日突然、体に赤いポツポツが発症。ただの湿疹かと放置していたら激痛に襲われた──。もしかしたら「帯状疱疹」かもしれない。「帯状疱疹」は、水疱瘡と同じウイルスで発症する皮膚疾患だ。小さい頃に水疱瘡にかかった経験がある人は多いが、治っても、ウ…
カテゴリー: 社会
タグ: 帯状疱疹, 田幸和歌子, 診察室のツボ, 週刊アサヒ芸能 2022年 11/24号
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<傾眠傾向>昼間にウトウトするのは「認知症」のサインかも!?
日中、ずっとウトウトしている──。もしかしたら「傾眠傾向」かもしれない。これは意識障害の一種で高齢者によく見られる症状だ。意識障害のレベルは傾眠、昏迷、半昏睡、昏睡の4段階に分類される。「傾眠」は最も軽度の状態だ。声掛けや、肩をポンと叩く、…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<百日咳>5回目のワクチン接種を大人も打つべき?
長引く咳が止まらない「百日咳」が全国的に流行しているという。「百日咳」は、呼吸器の感染症で、短い咳が連続し、息をする時に「ヒューヒュー」という音がする咳が特徴だ。百日咳菌という細菌が、飛沫感染や接触感染により気道に感染し、10日前後の潜伏期…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<眼の奥の痛み>眼圧が急上昇して発症。失明の危険も!?
眼の奥がズキズキ痛い──。実は危険な病気のサインかもしれない。眼の奥が痛む疾患は数多くある。まず疑うべきは眼精疲労だ。パソコンやスマートフォンの液晶画面を長時間見続けることで、眼の奥の痛みや、充血、眼がかすむなどの症状を発症する。対処法は、…