菅原文太

エンタメ

映画史家・伊藤彰彦氏「『仁義なき戦い』は抑圧される者の言葉がサラリーマンに響いた」

映画「仁義なき戦い」、そしてそのセリフはなぜ人々の心をこうも打つのか。何よりも際立つのはその生々しさだと、映画史家の伊藤彰彦氏は言う。「1973年、笠原和夫が美能幸三氏原作の、まだ湯気も立っているような広島の複雑な抗争を脚本するにあたって、…

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金子信雄が演じた狡猾な山守にはファンも/ここぞの時に思い出したい「仁義なき戦い」魂の名言集(2)

《神輿が勝手に歩けるゆうんなら歩いてみないや、おう》第1作で、権謀術策を用いて部下を使い捨てにする山守組長との対立を深める若頭・坂井。その2人の対立が決定的になった場面で、坂井が山守にぶつけるセリフである。ヤクザの世界では親分が絶対。それが…

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菅原文太が演じた主人公・広能昌三のしびれるセリフ/ここぞの時に思い出したい「仁義なき戦い」魂の名言集(1)

5月11日、傑作映画の上映イベントに登場した北大路欣也。「仁義なき戦い」第1作を観た時に「激しい波動」に揺さぶられ、第2作の出演をみずから監督、プロデューサーに直訴したという思い出を語った。公開から50余年を経た今でも観る男たちの胸を躍らせ…

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芸能

【芸能記者のビックリ裏話】「菅原です」1本の電話でイスから飛び上がった

今から40年ほど前のことだ。筆者がまだ新人記者時代に、編集部にかかってきた1本の電話に、激しく驚いた経験がある。ある日の午後、出社した直後だった。電話が鳴り、筆者が受話器を取った。すると相手は「菅原です」と名乗った。どことなく聞き覚えがある…

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芸能

菅原文太が東日本大震災で「映画作ってる場合か」「日独伊三国同盟で原発やめろ」/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災から12年の月日が流れた3月11日、地震が発生した午後2時46分は、日本中が鎮魂に包まれた。当然のことながら、当時はこの震災により各地でイベントやロケが中止になるなど、エンタメ界にも大きな影…

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芸能

あの伝説の歌手を「口説いた」ことも…宍戸錠、“映画とオンナ”の無頼86年!

去る1月21日に自宅で亡くなったことがわかった宍戸錠(享年86)。実録映画の金字塔「仁義なき戦い 完結篇」(74年、東映)では、狂犬のような大友勝利に扮した。同作品の中で、松方弘樹扮する市岡輝吉と小料理屋で顔を突き合わせているシーンがある。…

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社会

ガッツ石松のOK偉人牧場<現代のヒーロー>(3)健さんはいきなり右パンチ

現代の偉人といえば、私の子供の頃からの憧れのヒーローだった高倉健さんもいる。健さんと念願の初共演をしたのは「神戸国際ギャング」(75年、東映)っていう映画。私が25歳、現役の世界チャンピオンの時だったね。健さんがヤクザの親分で、俺がその若い…

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芸能

天才テリー伊藤対談「川地民夫」(4)菅原文太さんってお酒が入ると‥‥

テリーその後、川地さんは東映に移って、菅原文太さんと共演した「まむしの兄弟」シリーズが大ヒットしますよね。文太さんはどういう方だったんですか?川地イメージは堅いけど、実はおどけた三枚目の役を演じるのが大好きで、ほっとくとすぐその方向へ行っち…

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芸能

後世に伝えたい「ニッポンの大ヒット映画」女優!(4)「中島ゆたか・トラック野郎 御意見無用」

2年前に亡くなった菅原文太が、代表作「仁義なき戦い」よりも愛した映画がある。全10作のドル箱シリーズ「トラック野郎」がそれだ。その栄えある初代マドンナに選ばれたのが中島ゆたか(64)だった。──一部で有名な話ですが、もともと「トラック野郎 …

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がん大手術の梅宮辰夫が披露した菅原文太とのスゴすぎる逸話とは!?

十二指腸乳頭部がんを発症し、今年7月、十二指腸のすべてと胃やすい臓などの一部を切除するという大手術を受けた俳優の梅宮辰夫が、12月1日の「バラいろダンディ」(TOKYOMX)に登場した。「体重が落ちているのが悩み」と本人が語った通り少し痩せ…

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芸能

菅原文太が遺した「憂国の言葉」を一周忌で発掘公開!

晩年は長い俳優生活で培った経験から政治活動に尽力、思いの丈をぶちまけてきた。そんな素顔がうかがい知れる言葉の数々が今よみがえる。菅原文太(享年81)が世を去って1年。戦前から21世紀まで日本を見続けた男の真意とは──。〈自分はこれまでヤクザ…

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社会

故・菅原文太やお笑い芸人が支援する“元受刑者積極採用”の歌舞伎町居酒屋とは?

出所はしたけど仕事がない──。法務省によれば、元受刑者の再犯率は過去4年間で約30%。仕事がある人間に比べて約4倍となる。そんな中、新宿・歌舞伎町の居酒屋が打ち出した奇抜な再犯防止の取り組みに注目が集まっている。のれんをくぐると、祭りばやし…

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追悼・菅原文太 “未公開肉声”ドキュメントから紐解く「反骨の役者人生」(12)最後まで信念を貫いた

昭和54年には、長谷川和彦監督の「太陽を盗んだ男」(沢田研二主演)で日本アカデミー賞を受賞。名実ともに高倉健と肩を並べるまでの大スターになったといっていい文太であったが、その後の歩みは、役柄同様、健さんとはかなり違って、そこでも対照的であっ…

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芸能

追悼・菅原文太 “未公開肉声”ドキュメントから紐解く「反骨の役者人生」(11)ズッコケキャラが大成功した理由

文太にすれば、任侠映画でもギャング映画でもない、キンキンとコンビを組んだトラック運転手の2人組道中記、アクションあり、涙あり、笑いありの人情喜劇で、ちょっと下品でスケベ、おっちょこちょいだが、義理人情に弱い熱血漢という、およそ今まで演じたこ…

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