〈故人の強い希望により、身内だけで鎮かに送らせていただきました。主人の死を冷静に受け止めるには、まだ当分時間が必要かと思います。皆さまには申し訳ございませんが、静かな時間を過ごさせていただきます様、よろしくお願いいたしますちあきなおみ〉これ...
記事全文を読む→ちあきなおみ
去る1月21日に自宅で亡くなったことがわかった宍戸錠(享年86)。実録映画の金字塔「仁義なき戦い完結篇」(74年、東映)では、狂犬のような大友勝利に扮した。同作品の中で、松方弘樹扮する市岡輝吉と小料理屋で顔を突き合わせているシーンがある。そ...
記事全文を読む→かつて、日本中が「誰が賞を獲る?」と固唾を飲んだ時代があった。国民的行事で注目を浴びたレコード大賞や歌謡大賞の受賞者にも、火の出るようなベッドシーンの過去があった!85年、86年と連続で「日本レコード大賞」を制した中森明菜(54)は、女優と...
記事全文を読む→暮れが近づくと「紅白歌合戦」や「日本レコード大賞」が、季節の風物詩として人々の関心をさらった。特に歌謡曲全盛だった昭和の時代は、一家そろって大みそかの夜を楽しんだものである。そんな華やかな舞台を演出した「歌姫たち」は、女優としても抜群の表現...
記事全文を読む→もともと芸能新聞としてスタートした週刊アサヒ芸能は、常に流行歌(ヒット曲)とともにあった。聴けば誰もが口ずさむ歌姫たちは今──。「主人の死を冷静に受け止めるには、まだまだ時間が必要と思います。静かな時間を過ごさせてください」92年9月21日...
記事全文を読む→心に残る名曲を残したまま、我々の前から忽然と姿を消した歌姫たち。テレビやラジオから聞こえてきたあの歌声は、幻のものになってしまうのか。その消息を追ってみると──。「主人の死を冷静に受け止めるには、まだまだ時間が必要と思います。静かな時間を過...
記事全文を読む→チャゲアスはデビューと同時に「フォーク演歌」と揶揄された。デビュー曲「ひとり咲き」が持つ独特の情感を指してのことだが、西田は、それこそが「博多っ子」の歌だと思った。「ヤマハが作ったんじゃなく、福岡の空気を吸って生まれたのが『ひとり咲き』だよ...
記事全文を読む→72年は2人の歌姫が火花を散らし、ちあきなおみの「喝采」が制した。78年は華やかなビジュアル対決にピンク・レディーの「UFO」が打ち勝ち、80年の五八戦争は八代亜紀の「雨の慕情」に軍配。そして時代が平成に移った89年、前代未聞の対決に関心が...
記事全文を読む→歌謡曲の黄金期である70年代が終わり、そして迎えた1980年──それでもなお、芸能界の中枢は「歌謡曲」にあった。この年、暮れの賞レースは史上まれにみる壮絶な展開となる。歌謡界を代表する五木ひろしと八代亜紀が雌雄を決した「五八戦争」は、今なお...
記事全文を読む→昨年5月に「ちあきなおみに会いたい。」という文庫を出した直後、筆者は初めて小柳ルミ子に会う機会を得た。その日は「女優」の部分でのインタビューだったが、やはり“後日談”として「世紀の番狂わせ」を聞いておきたい。その問いに、偽らざる感情があらわ...
記事全文を読む→通常、歌謡曲は「詞先」か「曲先」と呼ばれる手法で、先にできあがったほうに沿って仕上げてゆく。ところが「瀬戸の花嫁」は、詞も曲も別々に進めたと平尾は言う。「それを突き合わせたら、サビまでは直さなくていいくらいピタリと詞とメロディが合っちゃった...
記事全文を読む→「たかが歌」‥‥「されど歌」である。かつて、大みそかの茶の間は〈歌謡界の頂点〉に誰が立つのかと固唾を飲んで見守った。それは、1年の間に人々が流した汗や涙を昇華する儀式でもあった──。国民的ヒット曲が不在の今、かつて「日本レコード大賞」に命を...
記事全文を読む→今年も残り2カ月を切った。この季節、気になるのが「NHK紅白歌合戦」の出場者だろう。そこで、オヤジ世代にアンケートを実施し、「本当に見たい歌手」を選出。というわけで、“本家”よりも一足先に「ドリーム・オブ・紅白歌合戦」を開幕させよう!さあ、...
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