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記事全文を読む→とんねるず いいとも出演直訴に見る“崖っぷち”窮状
コンビとしてのレギュラー番組はわずか1本。一時代を築いた関東トップ芸人も今や吹きすさぶ寒風にさらされている。その窮状への焦りなのか、みずからバラエティ番組に売り込んだかと思えば、過去の武勇伝の切り売りも始めるなど、なりふりかまわぬ悪あがきっぷりが痛々しくて‥‥。
あれはあらかじめ仕込まれた台本どおりの「演出」だったのではないか──。そんな声がマスコミから出たのは、1月14日放送の「笑っていいとも!」(フジテレビ系)に出演したとんねるずの仰天トークだった。
石橋貴明(52)「(番組終了まで)あと2カ月半ですけど、俺たちをレギュラーにしてください」
木梨憲武(51)「お願いします。カメラでもカメアシでもケーブルでもカンペ出しでも何でもやります」
タモリ(68)「そうは言うけど、仕事だってあるわけじゃない」
石橋「いや、今ヒマなんで大丈夫です。今日、憲武と今年初めて会ったんです」
この「レギュラー出演直訴」を、タモリは困惑しつつも了承。不定期出演の約束ながら、1月23日にはさっそく木梨が登場した。
とんねるずをよく知るフジテレビのベテラン制作スタッフは言う。
「あれは仕込みではなくアドリブですよ。とんねるずは予定調和を壊すことが唯一の芸風だから」
つまり、切実な「お願い」だったというのだ。芸能ジャーナリスト・安良佳人氏が言う。
「押しかけ出演なんて迷惑ですよね。『いいとも!』同様、とんねるずにも寿命が来ています。出演直訴など、悪あがきとしか思えない」
現在のレギュラー番組は、コンビで「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジ系)と、石橋単独の「リシリな夜」(TBS系)のみ。かつて栄華を極めた大物芸人とは思えない寂しさだ。民放局ディレクターが、
「とんねるずのゴールデンタイム1時間番組の出演料は、2人で全盛期の800万円から下がったとはいえ、今も600万円以上と高額。それで数字(視聴率)が取れるかというと、近年厳しくなってきている」
と言うように、
「とんねるずは悪ガキ的、暴力的で生意気なふざけ芸がウケたわけですが、それがもう今の時代にそぐわなくなった。結局、彼らを新たに使おうという声は、制作現場からは出てきていません」(前出・安良氏)
そもそも、とんねるずをずっと使ってきたのはフジテレビ。「オールナイトフジ」「夕やけニャンニャン」でブレイクし、その後も「ねるとん紅鯨団」「とんねるずのみなさんのおかげです」で、その地位を不動のものとした。前出のフジテレビ制作スタッフが、
「年間収入の8割はフジテレビからじゃないですか」
と言うほどである。ところがこのスタッフは、次のように続けるのだ。
「『みなさんのおかげでした』が終わる日もそう遠くないと思います。年末特番の視聴率が8.5%だったのがデカい。拡大版で1桁は初めてです。かつては25%を超えていたのに。本人たちは数字をいつもチェックしていますが、これには相当ショックを受けていました」
別のフジテレビスタッフが、終焉に向けてのシナリオを説明する。
「とんねるずを支え、後ろ盾となっているのは『みなさんのおかげでした』の初代プロデューサーでもある役員のM氏。今もたまにロケについていったりします。この人がいるかぎり、よほどのことがなければ2人が切られることはない。M氏以外は幕を引けないのです。しかし、M氏もあと数年で役員定年を迎える。とんねるずはこれからが正念場ですが、数字がよほど落ちた時、恐らく彼らから身を引くことになると思いますよ」
そうした失業寸前の危機に、石橋は深夜番組「リシリな夜」であがきを見せた。NHKの大ヒット朝ドラ「あまちゃん」に出演した杉本哲太(48)、古田新太(48)をゲストに迎え、同じく「あまちゃん」つながりの小泉今日子(47)ネタを自慢げに炸裂させたのだ。
「若い頃ね、『みなさんのおかげです』にキョンキョンがよく出てきてくれる時に『モジモジ君』やったら体のラインが出るでしょ。『キョンキョン、胸大っきいよね。85~86(センチ)ぐらい?ちょっと触らせてもらっていい?』『うん』‥‥って触らせてもらった」
もはや「過去ネタ」暴露、切り売りでしか場を盛り上げられないのか──。
「この番組も石橋から『トークをやりたい』と持ちかけて実現。本来なら深夜枠に出ることなどないのですが‥‥」(TBS関係者)
昨春はビートたけし(67)と組んだ「日曜ゴールデンで何やってるんだテレビ」(TBS系)が視聴率3%台という惨状で打ち切りに。
「みなさんのおかげでした」も昨年、史上最低の6.9%を記録するなど、1桁台がチラホラ。悪あがきをヨソに、「Xデー」がヒタヒタと近づきつつある‥‥。
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