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記事全文を読む→あのバースに7試合連続本塁打記録を献上も江川卓「オレは勝った」の深意!
NPBにおいて、7試合連続本塁打は、1972年に達成した王貞治氏(巨人)と、ランディ・バース氏(阪神)の2人のみである。
バース氏が王氏に並んだのは、1986年6月26日で場所は後楽園球場。王氏が監督として率いる巨人が相手で、マウンドに上がったのはエース・江川卓氏。5打席目に、ライトスタンドの場外に特大アーチを放ったのだった。
江川氏は、自身のYouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ【江川卓 公式チャンネル】〉の2月11日付け投稿回において、ゲストに招いた元阪神の掛布雅之氏に、こう試合を振り返っている。
「試合前に(捕手の)山倉(和博)が来ました、マウンドに。で、『全部敬遠してくれと言われている』と…。誰かが言った(指示した)んでしょうね。ボクは山倉に『嫌だ!全部勝負する!抑えるからうるさい!』と…」
江川氏は、計算通りバース氏の苦手なインハイで4打席を打ち取ったが、計算違いだったのは、バース氏との対決に集中し過ぎたあまり、他の選手攻略はおろそかになり、バース氏の「5打席目」が生まれてしまったのだ。しかも、インハイを恐れたバース氏は半歩ホームベースから離れて構えたのだそうで、これをジャストミート!
バース氏がホームから下がったことには、「その瞬間、オレは勝ったと思った」と回顧した江川氏。「わかるでしょ?」と問われた掛布氏も「オレは絶対下がらない!」と、下がれば「負け」との認識のようだった。
試合後、誰からも何のお咎めも無かったそうだが、しかし「ムードはシーンとしてた…」と掛布氏の笑いを誘った江川氏。
敬遠では決して生まれなかったであろう、男と男の真剣勝負を観た思いの、貴重な回顧談であった。
(ユーチューブライター・所ひで)
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