スポーツ
Posted on 2022年03月02日 09:58

あのバースに7試合連続本塁打記録を献上も江川卓「オレは勝った」の深意!

2022年03月02日 09:58

 NPBにおいて、7試合連続本塁打は、1972年に達成した王貞治氏(巨人)と、ランディ・バース氏(阪神)の2人のみである。

 バース氏が王氏に並んだのは、1986年6月26日で場所は後楽園球場。王氏が監督として率いる巨人が相手で、マウンドに上がったのはエース・江川卓氏。5打席目に、ライトスタンドの場外に特大アーチを放ったのだった。

 江川氏は、自身のYouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ【江川卓 公式チャンネル】〉の2月11日付け投稿回において、ゲストに招いた元阪神の掛布雅之氏に、こう試合を振り返っている。

「試合前に(捕手の)山倉(和博)が来ました、マウンドに。で、『全部敬遠してくれと言われている』と…。誰かが言った(指示した)んでしょうね。ボクは山倉に『嫌だ!全部勝負する!抑えるからうるさい!』と…」

 江川氏は、計算通りバース氏の苦手なインハイで4打席を打ち取ったが、計算違いだったのは、バース氏との対決に集中し過ぎたあまり、他の選手攻略はおろそかになり、バース氏の「5打席目」が生まれてしまったのだ。しかも、インハイを恐れたバース氏は半歩ホームベースから離れて構えたのだそうで、これをジャストミート!

 バース氏がホームから下がったことには、「その瞬間、オレは勝ったと思った」と回顧した江川氏。「わかるでしょ?」と問われた掛布氏も「オレは絶対下がらない!」と、下がれば「負け」との認識のようだった。

 試合後、誰からも何のお咎めも無かったそうだが、しかし「ムードはシーンとしてた…」と掛布氏の笑いを誘った江川氏。

 敬遠では決して生まれなかったであろう、男と男の真剣勝負を観た思いの、貴重な回顧談であった。

(ユーチューブライター・所ひで)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年08月06日 17:00

    2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク