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記事全文を読む→それがどうした!弘兼憲史のラクラク処世訓「茹でガニ、焼きガニ、カニ鍋、カニ雑炊‥‥私のカニ料理ベスト5」
【相談】
カニ鍋、カニシャブ、カニ雑炊‥‥カニ料理が大好物です。しかし、当然ながら高価なので、食べるのに躊躇してしまいます。この冬は奮発してチャレンジしたいと思いますが、弘兼先生はカニ料理をお好きですか? オススメベスト5を教えてください。(55歳・会社員)
【回答】
カニは冬の風物詩ですね。
新鮮なカニの脚を氷水に浸すとゆっくりと身が割れていき、パッと花が開いたような見た目になる「カニ刺」も人気ですが、やはり個人的に、カニは火を通した方が旨味が出て、おいしくなると思います。
断然1位は「茹でガニ」。その中でも「毛ガニ」の脚よりも胴の部分がオススメです。自分でほぐすと、毛の部分がチクチク痛いので大変ですが、やはりうまいです。
若い頃、フリーでカレンダーのディレクターをしていた時に、北海道にロケハンに行ったことがあります。その時に自転車のお店のご主人に、茹でた毛ガニを振る舞っていただきました。これが最高においしかったです。
毛ガニの「ミソ」も絶品です。かつて、我がヒロカネプロダクションに北海道出身のアシスタントがおり、実家が函館で水産加工業を営んでいました。彼曰く「北海道の人間は毛ガニを獲ったら、おいしい胴とミソだけを食べ、脚は全部捨てていた」と言っていました。さすがに、捨てるのはもったいないと個人的には思いますが、それだけたくさんの漁獲量があったのでしょう。
カニを茹でるのは大きな鍋が必要で大変なので、店で食べるか、ボイルしてあるものを買うのがオススメです。
続いて2位は「焼きガニ」。この食べ方で一番おいしいのは、やはり太くて身がたくさん詰まっている「タラバガニの脚」をおいて他にないでしょう。これを、できれば七輪などで焼いて食べると本当にうまい。ちなみに、タラバガニは、生物学的にカニじゃなくてヤドカリの仲間なんですよ。
3位は「カニ鍋」です。使うのは「ズワイガニ」が一般的。脚もミソもおいしく、バランス的には一番ではないでしょうか。ちなみに一般的にはズワイガニと呼ばれますが、北陸では「越前ガニ」、鳥取では「松葉ガニ」と獲れた場所で呼び名が違います。さらに鳥取では「黄金ガニ」と呼ばれるカニがたまに獲れます。これはズワイと紅ズワイガニの交配種で、数が少ないため、大変高い。機会があれば食べてみてください。
少し話はそれますが、川の上流に生息する「サワガニ」を丸ごと素揚げしたものもうまい。塩を振って、唐揚げみたいにパリッと食べられます。
さて、4位はカニ鍋の後の「カニ雑炊」です。これはもうマストですね。出汁が絶品です。
5位は「カニチャーハン」。私は、チャーハン好きですから、町中華などへ行くと必ず食べます。カニの身が、ほぐしてあるからあますところなく食べられるところもいいですね。
まだまだ紹介したいカニ料理はたくさんありますが、それは次の機会に紹介したいと思います。
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