芸能

さんまが“コージー冨田に一喝”されても怒れなかった理由

 モノマネタレントのコージー冨田が3月28日、トークバラエティー番組「良かれと思って!」(フジテレビ系)の最終回に出演し、収録に遅刻した明石家さんまとの逸話を振り返った。

 長州小力や、やしろ優、まねだ聖子、おばたのお兄さんなど、テレビ界を彩るモノマネタレントが一堂に会した同番組内で、コージー冨田は「モノマネをしてきて良かったこと」の事例として、かつて「明石家電視台」(毎日放送)にゲストで出演した回の出来事を紹介。

「定時にスタジオ入りしたものの、MCの明石家さんまがゴルフに興じていたことで収録に3時間も遅刻する事態となり、ゲストであるコージー冨田も観覧の客もただただ主役の登場を待たされていたところ、気にも留めない様子でさんまが遅すぎる登場をしたそうです。そこでコージーは『さすがにこれはちょっと(さんまを)怒った方が良いと思った』とし、得意の島田紳助のモノマネをしながら『おい、さんま。お前遅いねん来るのが。お客さんも全員待ってんねん』と大先輩の大御所芸人を一喝。さんまも『紳助スマンスマン!』と返したことで、3時間も待たされていた観客も大ウケだった」(テレビ誌ライター)

 この一件を回想したコージーは「モノマネしてる間というのはその(マネている)ヒトの立場で話すことができるから助かる」と解析。ゴルフへ行っていたことで、スタジオのタレントや観覧客を3時間も待たせた先輩に注意を促すことにも成功し、また、その場の空気を壊すこともなかった。

 当然ながら、きめ細かいモノマネのクオリティーと多くの場数を踏んできた経験豊富なコージーだからこそ、こういったみごとな切り返しで難局に対応することができたのだろう。スタジオにいる多くのモノマネタレントも深く感心させられた様子だった。

(ジェイコヴ)

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