芸能

輝く!有名人スキャンダル大賞2018上半期(2)「たけし独立」に謎の忖度

 日大アメフトもレスリング協会のパワハラもすっかり風化したな。

 レスリング協会みたいなのは、地方では当たり前だけどね。パワハラと人脈で、有力者がいてさ。

 回し合いだろ。

 そう。持ちつ持たれつで、少々の不正には目をつぶり、権力とカネの回し合いってのは普通のこと。その巨大版が日大だから。

 完全にムラ社会だ。

 不思議だったのは栄監督の横に、なぜ千原せいじがいたのか?

 せいじの人脈、ホントに凄いわ。あんなに親しげにしゃべんないよ、初対面でね。

 麿(登坂淳一)だって、セクハラでミソ付いちゃって、売り物にならない。

 この世界、セクハラだけはご法度。ダンカンさんは「もう若い女と口をきかない」って言ってるよ(笑)。ダンカンさんの存在自体がパワハラ&セクハラの鬼だから。

 急激に、世界的にそういう流れになったからね。

 その中でだよ、かつてセクハラで問題になったフジテレビの長坂哲夫。飛ばされちゃったんだけど、この間の大阪地震でレポーターがいなくなっちゃって、「お前、出ろ」って言われてしゃべった。いよいよ復活かと、(フリーをもくろんで)他局に売り込んでみたものの、「いらねえ」と断られたという噂も(笑)。

 要は辞めさせられないんだな。だから、ずっといる。メチャクチャ酒癖悪いという説もあるし。

 それで飼い殺しにされて。

 アナ時代のワールドカップの実況は、かなり評価されてたんだけどね。

 でも、ヘタにおっぽり出すと、(長谷川)豊のように。

 また出てきたよー。

 何するかわかんない。事あるごとにフジの悪口に持っていく。

 下手に辞めさせられないのは、彼の前例じゃないかな。

 美川憲一が年齢詐称。

 最高にいい話でしたね。

 冠二郎以来の二重詐称。みんな頭に目がいってるけど、実は年齢だった(笑)。

 ケガした時のレントゲン写真をマスコミに流したら、そこに生年月日が書いてあったからバレた。でも、71と73の違いって、どうでもいいじゃないかと思うんですけど(笑)。

 オスカープロから社員が大量退社。

 本当に芸能界って変わったよ。オフィス北野の俺が言うのもなんだけど。

 「グッディ」にオフィス北野のニセ社員が登場。

 そいつ、森社長のこと、「オヤジ」と呼んでウソがバレた。うちの会社でそんな社員は1人もいないよ。

 その呼び方するのは、北島音楽事務所だけだから。

 あれっ? 皆さんの「お家騒動」は去年でしたっけ?

 いや、今年。発表は4月1日だったからね。

 全然、ど真ん中じゃないですか。なんだ、この資料(座談会用に配布されている資料)! なんでポッカリ空いてるんだよ(笑)。

 謎の忖度が行われてますよ(笑)。

 トリックにダマされてる。おかしいじゃねえか。

 「いじっちゃいけないんだ、ここ」って、思いますよね。

 1章分、割いたっていいぐらいの話題なのに、目立たないところにサラッと「たけし独立、グッディにニセ社員登場」って、たった1行で済ませて(笑)。

 歌丸師匠問題以上に、こっちですよ、どう考えても。

 とんだ忖度。

 アハハハハハ。ずるいな。上半期スキャンダル大賞と銘打っておきながら。

 いやあ、オフィス北野問題はホント、大変だった。だって、俺には空白の1日がある。1日、辞めたから。

 江川卓ばりだ。

 結局、辞めなかったけど。そこまでいったからね。

<座談会メンバー>

水:水道橋博士 1962年生まれ。岡山県出身。現在「バラいろダンディ」(TOKYO MX)、「別冊アサ秘ジャーナル」(TBS)、「BOOKSTAND・TV」(BS12 トゥエルビ)、動画配信「博士の異常なYouTube」などに出演中。自身が編集長を務める日本最大級の有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」好評配信中。最新刊は「長州力 最後の告白」(宝島社)。

玉:玉袋筋太郎 1967年生まれ。東京都出身。現在「バラいろダンディ」(TOKYO MX)、「人生酒場~唄は夜につれママにつれ」(TOKYO MXほか)、「別冊アサ秘ジャーナル」(TBS)、「ぴったんこカン・カン」(TBS)、「たまむすび」(TBSラジオ)、「玉ちゃんのおとこの作法」(ラジオ関西)などに出演中。一般社団法人全日本スナック連盟会長。最新刊は「粋な男たち」(角川新書)。

吉:吉田豪 1970年生まれ。東京都出身。プロ書評家、プロインタビュアー、ライター。徹底した事前調査をもとにしたインタビューに定評があり、取材対象についての知識は本人をもしのぐと言われる。「男気万字固め」、「人間コク宝」シリーズ、「サブカル・スーパースター鬱伝」、「吉田豪の喋る!!道場破り プロレスラーガチンコインタビュー集」など多数手がけている。

宇:宇多丸 1969年生まれ。東京都出身。1989年、大学在学中に「ライムスター」を結成。日本ヒップホップの黎明期よりシーンを牽引し、ますます旺盛に活躍中。2007年に「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ)でラジオ・パーソナリティとしてもブレイク。2009年、第46回ギャラクシー賞「DJパーソナリティ賞」を受賞。現在は「バラいろダンディ」(TOKYO MX)、「アフター6ジャンクション」(TBSラジオ)などに出演中。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身