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記事全文を読む→貴乃花「八百長爆弾」で相撲協会と玉砕する(4)土俵の外から角界改革
角界から離れる決意をした貴乃花。15歳から相撲界にどっぷりつかってきただけに、今後の去就についても注目が集まっている。記者会見でも、今後について問われ、
「(新団体を作ることは)ございません」
「私の土俵があるので、ちびっ子の相撲の入門者を増やしたい」
など、言葉少なに語ったが、具体的な引退後の青写真を固めたうえで引退の道を選んだわけではなかった。
「会見の翌々日、貴乃花と話した関係者には『子供たちに相撲を普及させるような道場を作り、全国を行脚したい。15歳で入門した自分の人生には相撲しかない。これまでとは立場を変えて、子供たちに相撲を教えることで人生を全うしたい』と、新たな夢を語っていたようです」(相撲部屋関係者)
協会とは別の形で相撲の普及に努めていくというのが、30年以上世話になった角界への思いのようだ。
「また、この1年に及ぶ協会との全面戦争に関しては、『神に与えられた相撲道を考えれば、もう(協会と)ケンカしている場合じゃない』と、神妙な口調で語ったといいます。少し前に協会から告発状が事実無根と完全否定された時には、『冗談じゃない!』と激怒していたのがウソのようだったといいます」(相撲部屋関係者)
現役時代は、戦いの神とされる阿修羅像の生き写しと崇められた貴乃花だが、このまま引き下がってしまうのか。中澤氏がモノ申す。
「貴乃花に『引退』ではなく、『退職』だなどとつまらない物言いをつける協会はあまりに大人げない。これに対し、貴乃花は信念が強い。昨年の暴行事件では、警察に届け出たことで、日馬富士は罰金刑になった。これまでの相撲界ならば横綱がやったことにみんなが目をつぶって、被害者は泣き寝入りするというのが常識だった。それをひっくり返した貴乃花が正しかった。今も事実無根とする協会は、まったく反省していないということです。角界にはびこる暴力根絶などできるわけがない」
公益法人となった今、角界の非常識が世間の常識として通用しないのは火を見るより明らかなはず。
「貴乃花は絶対に土俵改革に手をつけると思いますね。現役時代は兄・若乃花に勝ちを譲ったほかは決して八百長をやらなかった。そればかりか、負けてやれと言った二子山親方と疎遠になり、当の若乃花とはその後、犬猿の仲になってしまったほど」(相撲関係者)
相撲道のためなら家族であっても、切って捨てるのが、貴乃花の本来の信条なのだ。協会に残した愛弟子を思えば、土俵の外からでも相撲改革に腰を上げることは間違いない。
「ましてや、モンゴル互助会で星回しを行い、優勝回数を重ねる白鵬、暴力を振るい現役引退に追い込まれた日馬富士が何事もなかったかのように国技館で断髪式を行う姿を、貴乃花が黙って見過ごすことはできないはずです」(ジャーナリスト)
週刊アサヒ芸能既報どおり、貴乃花の周辺では「第2相撲協会」設立や政界入りを熱望する関係者は少なくない。相撲協会を離れ一人ぼっちになった貴乃花だけに、もはや守るものはなし。即反撃に打って出た時に破壊力はいかばかりか。玉砕覚悟の引退を決めた平成の大横綱の次の一手が注目される。
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