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記事全文を読む→「殺人あおり運転」からこうして身を守れ(1)土下座させて金を巻き上げ
怒りの感情に任せ、たまたま出くわした運転者の命すら奪う「殺人あおり運転」が蔓延している。遭遇すればパニック状態になること必至の最悪事態を想定し、今から危険回避マニュアルを頭に叩き込んでおこうではないか。
後方から猛スピードで迫り、何度もクラクションを鳴らして威嚇する北九州ナンバーの乗用車‥‥。
2017年6月、神奈川・大井町の東名高速道路上で危険なあおりを受けて停車させられたワゴン車を運転、同乗していた夫婦が後続のトラックに追突されて死亡した事故をきっかけに、一気に「あおり運転」が社会問題化した。
警察庁のホームページには、このように明記されている。
〈警察ではあおり運転等に対してあらゆる法令を駆使して、厳正な捜査を徹底するとともに、積極的な交通指導取締りを推進しています。また、あおり運転等を行った者に対しては、運転免許の停止等の処分を厳正に行っています〉
警察庁によると、18年1年間の車間距離不保持による摘発は、前年の1.8倍超となる約1万3000件。より罰則が重い暴行罪・傷害罪での摘発は25件に上った。
全国の警察が取締りを強化する一方、連日のようにニュース番組やワイドショーでは悪質なあおり運転の映像が流され、あとを絶たないのが現状だ。
実際に危険な行為を繰り返している、北関東在住のあおり運転常習者が語る。
「こっちも人間なんで、女や年寄りには絶対に手を出さないよ。それに、俺たちだってよ、別にやりたくてやってるわけじゃない。やられるのには、それなりの“ワケ”があるってことだよ。急に無理な割り込みをしてきたり、車内からタバコの吸い殻や灰を投げ捨てたり、そもそも向こうの運転マナーが悪いから、ただ懲らしめてやっているだけだからな」
にわかには理解できない身勝手な言い分だが、この常習者は悪びれる様子もなく、手口を明かす。
「俺はどこまでも前方の車を追いかけていって、その車が停車したら、車内に常備してるハンマーとかカッターを手に持って、脅しにかかるんだ。ナイフや木刀だと、万が一、ポリから職質された場合、銃刀法違反でしょっぴかれるかもしれないだろ? 工具用のハンマーなら商売道具だって言い張れる(刃の長さが6センチを超える刃物については、正当な理由なく携帯することを禁じられている)。ハンマーを手にしてたら『自分の車の窓を叩き破られるかも』っていう恐怖心を相手に与えられるからな。そいつを車内から引きずり下ろして土下座させて、有り金を巻き上げるってのが、俺のやり方だよ。1回で15万円の現ナマを手にしたこともある。いい小遣い稼ぎになってるよ(笑)」
金輪際、道路で巡り合いたくないものである‥‥。
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