芸能

天才テリー伊藤対談「垣花正」(4)実力あるから垣花ちゃんは大丈夫!

テリー フリーアナウンサーとして活動するにあたって、今後の方針なんかはあるの?

垣花 いや、何でもやりますよ。ただ「自分から発信できる光はない」ってことはわかっていますからね。光っている人のところで何が光っているかを確認して、「こうしたら、もっと輝きが増すんじゃないか」みたいなことを考えたり‥‥そういう役割は、得意だと思うんですけどね。

テリー それはまさに、垣花ちゃんがラジオの中継でやってきたことだよね。

垣花 原点に帰って、ちょっと濃い人と絡みたいですね。ラジオで言うと、最近は「何を言いだすかわからないような人にはマイクを向けるな」みたいな空気がありますけど、自分は昔からギリギリいけるかどうか、みたいなタイプの人が大好きなので。そういう意味では、それこそテリーさんや和田アキ子さんみたいな猛獣を探す旅に出ることになるんですよ(笑)。

テリー 理想とする先人って、誰かいるの。

垣花 いないですねェ。周りの人は、みのもんたさん、小倉智昭さんを挙げてくれるんですが、自分はたぶんそういう方たちとは違うジャンルなんだと思います。

テリー 今、芸能界に垣花ちゃんみたいな人はいないもんな。みんな、スッキリしているじゃない。

垣花 僕、自分がテレビに出る資格があるのかわからないままフリーになっていますからね(苦笑)。

テリー いや、俺はそこがいいと思う。(力士の)高安晃っぽいアナウンサーなんて今、いないでしょう。

垣花 アハハハ、高安っぽいだけで芸能界を突破できますかね。

テリー あと、沖縄出身も武器だと思うよ。安室ちゃんや南沙織さん、BEGINなんかもそうだけど、やっぱり日本人は、どこか沖縄に対する憧れと尊敬、応援したい気持ちがあるんだから。

垣花 え、僕ってBEGINの雰囲気を持ったアナウンサーなんですか?

テリー そんないいモノじゃないよ(笑)。まあ、俺は徳光和夫さんの線を狙えばいいと思うけどね。出てきた頃の徳光さん、すごく軽かったじゃない。

垣花 ああ、確かに。軽さっていうのは目指していきたいところですね。

テリー あとは司会業ね、あれはいいかもしれない。

垣花 あ、時間を読んで、おもしろい人に話を振りながら場を回していく、みたいな進行も、すごく得意ですね。

テリー うん、そういう実力は俺もよく知ってる。だから、垣花ちゃんは、フリーになっても大丈夫だと思うんだよね。

垣花 実力はともかく、僕は「出会い運」だけには相当強い自信があります。だって、入社1年目でテリーさんに出会って、アッコさんの番組アシスタントも19年やらせてもらって‥‥だから、これからもそういう出会い運に期待、というか、おもしろそうな人を見つけたら、自分からどんどん食らいついていきたいですね。

テリー もちろん、ラジオも頑張るんでしょう。

垣花 はい。「あなたとハッピー!」は継続していきますし、むしろラジオというメディアは、これからいろんな人がやりたがると思うんです。本当にすごく才能のある人たち、著名な人たちが「お金なんていらないからラジオをやらしてよ」って言ってきて、他のどのメディアより元気になっていく時代が来るんじゃないか、と思いますから。

テリー そうだね、今後もよろしく頼むよ。

◆テリーからひと言

 垣花ちゃんのいいキャッチフレーズを考えたよ。「しゃべるおしゃれシーサー」なんてどう? 今後はニッポン放送以外の場所でも会うのが楽しみだね。

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