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記事全文を読む→炎上対談!笑福亭鶴光×三遊亭小遊三「噺家ウラ裏バナシ」(4)東京はぬるま湯に思えていたのでは
小遊三 鶴光さんの尊敬する人は?
鶴光 (三代目桂)米朝師匠かな。あの人が発掘・復活させた「天狗裁き」は全部、米朝流の型でやったもん。ウチの師匠が上方落語協会の会長時代に尽力して作った落語専用の大阪・島之内寄席は、後ろで師匠たち、全部聞いてるのよ。で、ワテが降りてくるなり、米朝師匠が「お前な、マクドナルドの向かいにある風呂屋言うたな。これ、時代はいつやねん。旅順陥落の時代やろ。ウケもせえへんのに、いらんこと言うな」。言うてくれる師匠てのは、うれしいですよ。
小遊三 私も自分の弟子以外には言わない。
鶴光 東京の人は大阪の御手塩(おてしょ)という言葉、わからないでしょ。そいで、「そこの御手塩取って」「あっ、小皿でんな」って、言いかえるわけ。そやからワシの落語はくどくなるんです。米朝師匠は「それはいらん。腕があれば、その前後の脈絡でわかる」て言うんですわ。
小遊三 コッチには、その腕がないんだから。
鶴光 上方には、米朝、松鶴というのがおって、その下に桂春団治(三代目)、桂小文枝(三代目)、露の五郎(二代目)、そして笑福亭仁鶴(三代目)、桂枝雀(二代目)‥‥。濃いメンバーでしょ。
小遊三 全員が売れてたんじゃないですか。
鶴光 皆、漫才に囲まれる中から出てる。正司敏江・玲児の敏江姉さんが頭ドツかれてるワ、かしまし娘さんはピーチクパーチクかしましいワ、レツゴー三匹が飛び蹴りしてるワ、そんな状態やったから。
小遊三 筋金入りだ。
鶴光 ワシら大阪で3分笑わせなんだら、「やめ」「へっこめ」て言われる。
小遊三 東京は、ぬるま湯に思えたんじゃないの。
鶴光 寄席ではネタおろしができるんですわ。(五代目春風亭)柳昇師匠から「10日間ずっとウケるネタをしてはいかん。3日はコケて恥をかいてもいい。その代わり、7日間は失敗するな」て言われたことある。7割打者になれちゅうことや。
小遊三 そんな話、初めて聞きましたよ。
鶴光 柳昇師匠が偉いと思ったのは、80歳超えて、忠臣蔵の四十七士の名前、全部覚えたんでっせ。
小遊三 もう阪神のオーダーも言えない(笑)。
笑福亭鶴光(しょうふくていつるこ)1948年1月18日、大阪市出身。67年、上方落語の六代目笑福亭松鶴に入門。74年からニッポン放送「オールナイトニッポン」などのパーソナリティとして絶大な人気を誇る。東京を拠点に上方落語の発展に尽くしている。J:COM Jテレにて隔週土曜「オールナイトニッポン.TV@J:COM」、J:COMチャンネル関西エリアにて毎週土曜「ジモト満載えぇ街でおま!」に出演中。「4月28日、お江戸日本橋亭。独演会『鶴光の会その九』。初めて『一人酒盛』をやります。酒呑みの地を生かした我が松鶴師匠の十八番。やるのに50年かかりました」
三遊亭小遊三(さんゆうていこゆうざ)1947年3月2日生まれ、山梨県大月市出身。66年、山梨県卓球選手権優勝。明大経営学部在学中の68年に三遊亭遊三に仮入門。卒業と同時に三遊亭遊吉として前座、73年に二つ目に昇進し、小遊三を名乗る。83年真打ち昇進。同年から「笑点」レギュラー。80年(芸協五人衆)と01年(小遊三特選三夜)に芸術祭優秀賞受賞。落語芸術協会会長代行兼副会長。らくご卓球クラブヘッドコーチ。著書に「宗匠小遊三の全日本ダジャレ芸術協会」など。「福山雅治さん主演の『集団左遷!!』(TBS系)からお呼びがかかって、ホンのちょっとのシーンに出演。セリフも『まあ、探してはみますけど、そんなひろい物件、あるかな』の一言。4月28日に放送予定です」
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