芸能

天才テリー伊藤対談「由美かおる」(1)呼吸法のおかげでスタイルをキープ

●ゲスト:由美かおる(ゆみ・かおる) 1950年、京都府生まれ。中学生の時「西野バレエ団」に入団。66年、「11PM」に西野皓三氏の企画・構成・振付の歌と踊りで出演し、注目を集める。同年、「夜のバラを消せ」で石原裕次郎の相手役を務め、映画デビュー。その後も多くの映画やドラマに出演。73年公開の映画「同棲時代 -今日子と次郎-」で初ヌードを披露。また歌手としても67年にシングル「レモンとメロン」でデビュー、ベネチア・チリ・ブラジル国際音楽祭で入賞。86年からは「水戸黄門」(TBS系)に「かげろうお銀」役でレギュラー出演し、入浴シーンが番組名物に。25年にわたって出演した。現在はテレビ、CM、講演など幅広く活動中。今年3月、37年ぶりとなるオリジナルアルバム「JewelBox」を発表。最新著書は「身体の内側から緩めてY字バランス奇跡のメソッド何歳からでも、身体は変わる!」(KADOKAWA)。

 可憐なアイドル時代を経て、映画「同棲時代」で衝撃的なヌードを披露。長寿ドラマ「水戸黄門」のセクシーなくノ一役でも大きな話題を呼んだ由美かおる。その美貌と、バレエで磨き上げたボディラインはいまだに健在、さらに37年ぶりの歌声に天才テリーはもうメロメロ!

テリー わあ、さすがは由美さん、華やかだなァ。

由美 テリーさんも、いつもオシャレで。テレビでよく拝見しています。

テリー お会いするのは初めてですよね、もうお互いのジャンルが違いすぎるというか。実は何度も番組で出演オファーしたことがあるんですが、いつも断られていたんです。

由美 えっ、本当に?

テリー それはしかたないですよ。僕がやっていたのは、バカらしいバラエティー番組でしたから(笑)。それにしても、相変わらずスタイル抜群ですね。

由美 デビュー当時から、ほとんど体のサイズが変わってないんですよ。

テリー それはすごいですね! 何か秘訣があるんですか。

由美 「西野流呼吸法」を実践しているんです。

テリー ああ、「西野バレエ団」の西野晧三さんが考案された呼吸法ですよね。

由美 はい、歌でも何でもそうですけど、とにかく生きていくうえで呼吸は大事なんですよ。

テリー どうやるんですか。

由美 まず、朝目覚めた時に最初の呼吸を深くするんです。「足芯呼吸」というのがもとになっていまして。

テリー それは寝たままでするんですか。

由美 そうです。目が覚めたらそのまま「丹田(下腹部)」という体の中心に手を当てて、まず口から息を吐きます。丹田から両足の裏に向かって「シューッ」と口から吐き下ろしていくイメージです。

テリー へえ、僕もやってみますね(と、椅子に座ったまま実践してみる)。

由美 足の裏まで息を吐き下ろしたら、今度は鼻から息を吸います。足の裏からゆっくりと膝、太腿を通して吸い上げるイメージで。そして丹田で息を止めたらまた口から足の裏に向かってシューッと吐いていく。これを何度か、繰り返します。

テリー あれ、なんだかおなかのあたりがちょっと熱くなってきました。

由美 あ、それは呼吸がうまくいっている証拠です。もう少しうまくなると、全身が熱くなりますよ。それが足芯呼吸です。

テリー 呼吸をしただけでこんな変化があるなんて。

由美 自分の体が樹木になったつもりで、根っこから吸い上げた水分が、緑の葉っぱの先端にまで行き渡るイメージです。これをやると体の内側から筋肉を緩めて毛細血管の働きも活発になるんです。もちろん内臓の働きもよくなりますし、「緩めて」「ねじる」ことを大切にしている西野流呼吸法を実践すると、細胞が若々しく生まれ変わります。私はもう35年ぐらい実践しています。

テリー なるほど、若々しい由美さんの姿が、なによりの証拠ですものね。

由美 今度出た本(「身体の内側から緩めてY字バランス奇跡のメソッド」)でも、こんな感じですから(と表紙を見せる)。

テリー え~、Y字バランスのポーズで立ってる! 驚いた、これは本物だよ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
4
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
5
また出た!広島カープに「ベテラン選手の不倫デート発覚」下半身コンプライアンス崩壊