スポーツ

長嶋茂雄「壮絶リハビリ現場」の衝撃映像(4)左手で丁寧に書いたサイン

 11年の震災直後、長嶋氏は被災した岩手県宮古市に、たくさんの鉢植えとともに「がんばれ宮古」と書いた色紙を贈呈した。

 まるで利き手でそうしたように、左手で書かれた勇気を与える力強い文字。レプリカが市内のいたるところに貼られている様子が、番組内でも紹介されている。その文字について語る地元民は涙ぐみながら、「長嶋さんも頑張っているんだから自分たちも」と決意を新たにするのだった。

 黒江氏も昨年、色紙にサインをもらったという。

「現役時代にサインをお願いすると、『あと何枚書くの? もう100枚?』なんて言いながら、顔はこちらに向けて、チャチャチャチャ~と書いていた。ところが、昨年もらったサインは、左手で丁寧に、一文字ずつきれいに書いてくれました」

 数々の栄光を手にしたスーパースターが、70を超えてなお必死に全力で病と闘い続けているのである。

 深澤氏にも、その執念が伝わってきた。

「昨年、ご自宅にうかがった時に、私はアナウンサーのトレーニングでやる50音の発声練習について話しました。母音は5つしかないわけだから、5つの口の開き方しかないんです、と。すると、『やってみて』と言うので見本を見せると、長嶋さんは姿勢を正して、部屋中に響き渡る声で『あ、い、う‥‥』と最後までやった。その貪欲さに驚きましたね」

 ここまで努力を惜しまない、その原動力は何なのか。

 巨人関係者が話す。

「長嶋さんは野球人として、現場復帰しようという意欲が半端ではない。もちろん1年間、監督として指揮を執るというのは無謀かもしれないですが、球団もその熱意には応えたいので、『1日監督』でも何でもいいので、復帰舞台を用意する準備をしているんです」

 何としても復活したい。長嶋氏の根底にあるものを、深澤氏はこう話す。

「長嶋さんは、昔のイメージを捨てて病状が完治しないまま表に出てきた。相当な勇気がいったはずです。もちろん、皆が待っているということもあるかと思います。しかし、やっぱり本人が外に出ることが好きなんだと思う。長嶋茂雄という存在を別の言葉に置き換えるならば、日本人にとっての『太陽』ですから」

 前出の黒江氏も、長嶋氏の復活にこんなエールを送る。

「ミスターの野球に対する取り組みは常にプラス思考でした。つんのめっても、クソボールでも、タイミングを合わせて打つ。人生も同じで、生涯現役と思っているのでしょう。そして、僕はぜひとも元気な姿で、国民栄誉賞を受賞してほしいと思っているんです」

 壮絶なリハビリに耐えた、長嶋氏の完全復帰を信じたい。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    暑いと思ったら顔が赤い?恥ずかしい赤ら顔は化粧水でケア

    Sponsored
    91796

    ゴールデンウィークも終わり、これから夏に向けて徐々に気温が高くなってくる季節ですね。スポーツやイベントなど出かける機会が増えてくる方も多いのではないでしょうか。そんな楽しい季節ですが、気候の変化による肌トラブルも気になります。日中の日差しか…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    高血圧・高血糖・高血中脂質が1つでもあると、動脈硬化につながる「トリプルリスク」になる!?

    Sponsored
    102085

    いま、アラフォー世代を中心に、「トリプルリスク」の危険性が叫ばれている。「かくれ肥満」を提唱し、メタボに警鐘を鳴らした医師の岡部正さんによると、「高血圧・高血糖・高血中脂質のうち、どれか1つでも該当すると他の2つも悪くなる可能性がある」そう…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    認知症の予防に期待!? 世界初、九州大学がプロポリスの認知機能向上効果を実証!

    103760

    九州大学大学院歯学研究院の武洲准教授と倪軍軍助教の研究グループは、中国青海省人民病院との共同研究において、ブラジル産プロポリスが中国チベット高原に住む健常な高齢者の認知機能低下並びに全身性炎症の改善効果をもたらすことを明らかにした。臨床研究…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
石田ゆり子が結婚できない理由はペットにあらず!本当の原因は別だった?
2
千眼美子、台湾で見せた「肉体の激艶変化」に男性ファンが騒然!
3
常盤貴子、美麗ドレス姿の“クビレ”に称賛の嵐も胸に「ある疑惑」が急浮上!
4
中山美穂、49歳の「不貞ベッドシーン」挑戦に“肉食本性”炸裂を期待する声!
5
田中みな実、“ワイヤー入りの胸用肌着を使用”でロケット胸強調が加速!