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記事全文を読む→吉本「恐怖支配のカラクリ」“闇”座談会(2)武闘派芸人が闇のサポート
──これほどまでにダウンタウンファミリーに権力が集中するようになった理由は?
A もともと大阪のローカル企業だった吉本興業が全国区で事業を展開できるようになったのは、90年代前半のダウンタウンの「東京進出成功」があってこそ。結果、彼らのマネージャーだった大崎、岡本コンビの功績も際立つようになったんですよ。
B 松本さんが「岡本社長は20年前から言葉遣いが横暴になった」と「ワイドナショー」で指摘していたけど、岡本社長が現在の地位まで成り上がった背景には、ある芸人の「闇のサポート」があったとお笑い業界で根強くささやかれている。
E ひょっとして、「あの人」を使って周りを黙らせてたって話?
B ご存じでしたか。90年代半ばから岡本社長は親密だったその武闘派の芸人に鉄砲玉の役割を担わせて、数多くの反岡本という社員と芸人をシバいてきたって話で──。さらにその芸人は岡本社長の周辺にファンの女の子を「上納」していて、岡本グループの結束に大きく寄与したって。結果、岡本社長は大出世を遂げ、その芸人も誰もが知る売れっ子になった。50代以上の先輩芸人の中には「社員に女をあてがって仕事をもらえる時代があった」と証言する方も少なからずいる。
A まさしく「悪しき伝統」なのだろうけど、確かに昔の吉本で出世をもくろむ社員の中には、自分の意見を通すための暴力装置として芸人を扱うような風潮もあった。協力的な芸人にはおいしい仕事を優先的に回し、しっかりと金でバックしていたんです。同僚を出し抜きたい社員がどれだけ血気盛んな芸人を舎弟として囲えるかを競っていたという、今では考えられない時代もありましたね。
──そうした慣習が、宮迫が暴露した「テープ回してへんやろな」発言などのパワハラ言動につながっているのでしょうか?
A ずいぶんおとなしくなったとはいえ、今でもノリは相当な部分で同じかもしれない。今回の騒動でも岡本派として知られるマネージャーが「加藤の乱」に乗じようとした担当芸人に「お前、調子乗っとったら食えへんようにするからな」と、反岡本の動きに釘を刺すひと言を放っていたと話題になっている。パワハラ発言は決して岡本社長だけの問題じゃないんですよ。
C 吉本内部では騒動を収束させるためにさまざまな懐柔策が行われていると聞いています。
A 確かに今、社内接待は活性化してますね。ある社員は岡本社長の会見の晩、岡本派として知られる上司に誘われ、会社近くの高級焼肉店で「好きなだけ食っていい」と言われて「不満があったら何でも言えよ」と念を押されたとのこと。「5年ほど一緒に働いて、初めておごってもらった」と言ってました。
D 実はある情報番組のディレクターが、「岡本社長の会見があった翌日に吉本の幹部の方から、いきなり飲みに誘われた」と言ってました。数日後に同席したところ、意外にも「今後も吉本社内のイザコザを一切遠慮せずに報道してほしい」と言われたとのことで「何か思惑があるのでは」といぶかっていましたよ。
C そんな話を聞くと「いろいろごまかしたいことがあるんじゃないか」と勘ぐってしまいますね。芸人と反社会的勢力の関わりだけでなく、吉本が会社として振り込め詐欺グループのダミー会社と接点があったとの疑惑も、ネット上で根強くささやかれていますし。
E 「闇営業問題」の当初から、宮迫、亮、スリムクラブらが反社会的勢力と接触する写真が公開されて世間は大騒ぎしていましたが、今、「最もヤバイ1枚」になりうると注目しているのが岡本社長と暴力団幹部のツーショット写真。どこで撮られたものかわからないし、親密交際を証明するものではない。そのうえ、合成写真の可能性すら否定できないのですが、「半グレの人間からスマホの画面で写真を見せてもらった」と証言するライターが複数いるんです。世に出るのも時間の問題ともっぱらですよ。
A それ、反岡本派が仕込んだ謀略かもしれませんよ。
B もはや闇営業の現場に行くより怖い会社かも‥‥。
<座談会メンバー>
A:吉本マネージャー/B:吉本芸人/C:フリージャーナリスト/D:民放キー局社員/E:元吉本スタッフ
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