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記事全文を読む→掛布雅之、阪神が巨人を叩く“絶対5カ条”後編「鳥谷、福留、西岡が杉内への刺客」
【4】ストライクの幅を広げて阿部を抑えろ
リーグ一の得点力を誇る巨人打線の要は当然、阿部慎之助です。彼のひと振りで打線の勢いが変わるのは、WBCでも証明済みでしょう。
彼に対しては大きく2つのコースを使い分ける必要があります。1つは当然ながらインコース。ただし、今の阪神の投手は初球からインコースに入ってしまう傾向があります。頭から勝負球になるようなコースに投げてしまうと、あとが続かず、どんどんストライクゾーンが狭まっていき、最後には初球のインコースよりも真ん中に寄ってしまった甘めのボールを打たれてしまうのです。
そこで必要となってくるのが「2つ目のコース」、すなわちホームベース上の真ん中のゾーンです。
例えば、初球をインコースではなく、真ん中低めの変化球から入ったとします。その時、打者には「もったいない」という意識が働きます。4番であればなおさら、もっといい球を待ちたくなります。初級の真ん中低めの変化球なんて阿部は絶対に振りません。
そして、2ストライクからの決め球として有効なのが、真ん中高めです。カウントで追い込まれると、打者は厳しいコースを予想して、自然にレフトかライトに視野を向けます。そんな時に真ん中高めのボールが入ってくれば、打者というのはどちらに打つか、一瞬迷いが生じ、反応が遅れるのです。そうやってインコース、アウトコースに真ん中の高低差を加えてストライクの幅を広げられれば、阿部を打ち取りやすくなるはずです。
【5】杉内は「左と足」で打ち崩せ
今年の巨人は恐らく杉内を阪神戦のローテに当ててくるでしょう。彼を攻略する方法は主に2つ。1つはあえて左打者中心の打線を組んで彼の決め球であるチェンジアップを防ぐことです。
阪神の左打者で打てる選手は鳥谷、西岡、福留、コンラッド。彼らに対しては、杉内のチェンジアップは非常に使いづらい。そこからスライダーに照準を合わせて、勝負に持ち込むわけです。
次に西岡、大和、鳥谷の3選手が足を使って、バッテリーのリズムを崩します。足の速い選手が塁に出れば、投手は投球フォームを小さくするしかありません。塁に出た選手がうまくプレッシャーをかけられれば、杉内の投球リズムを止められます。
以上の5つのポイントを阪神が実践できれば、ライバル巨人を倒してのリーグ優勝も夢ではありません。
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