スポーツ

“モンゴル互助会”も暗躍?白鵬の「日本国籍取得」に戦々恐々の相撲協会

 大相撲史上最多の42回の優勝を誇る、横綱白鵬(本名=ムンフバト・ダヴァジャルガル・34=宮城野部屋)が9月3日、ついに日本国籍を取得。引退後、親方として日本相撲協会に残る資格を得た。

「白鵬は、6月にモンゴル国籍離脱を承認されていました。昨年4月、父親であるムンフバトさんが76歳で死去しており、これまで帰化できなかったのは、メキシコ五輪の銀メダリストで祖国モンゴルの英雄でもあるムンフバトさんの強い反対があったためだと言われています」(スポーツ紙記者)

 ただし、最多優勝記録持つ白鵬を、史上最強の横綱であると評価する相撲記者は意外にも少ない。

「それは、八百長疑惑が絶えないモンゴル人力士の組織である“互助会”と白鵬が、深い関わりを持っていたからです。白鵬の天才的な素質は認めるが、実績は割り引いて考える必要があると、関係者は皆、考えているんです」(前出・スポーツ紙記者)

 とはいえ、白鵬の社交的な性格や知識欲、流暢な日本語に脱帽するファンは少なくない。

「白鵬の野望はもちろん、協会のトップに立つこと。外国出身力士が協会幹部になったことはありませんが、自身にはこれまで、角界の屋台骨を支えてきたという自負がある。引退後は当然、それにふさわしい地位を要求するでしょう。協会サイドも、戦々恐々の状態です」(相撲雑誌記者)

“モンゴル互助会”は今も機能しているという。当然、世話になった日本人力士も多くいる中で、次はトップというモチベーションを持った時、その力を使わない手はないだろう。

(蓮見茂)

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