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記事全文を読む→「にわかファン」をあげつらうネット民はラグビー好きではなかった!?
日本中を熱狂させてきたラグビー日本代表の快進撃がついに止まった。10月20日に開催されたラグビーワールドカップの決勝トーナメント準々決勝「日本vs南アフリカ」にて、善戦およばず3対26の大差で敗れたもの。
それでも予選プールを4戦全勝で勝ち上がった日本代表の活躍は日本中を熱くし、老若男女問わずに桜のユニフォームを身に着けてパブリックビューイングやテレビ中継を楽しむ光景もおなじみのものとなった。そんなフィーバーぶりに、水を差す言説がネット上にあふれているという。スポーツライターがマユをひそめて言う。
「ラグビーワールドカップが始まる前には、ネット上には《日本にラグビーを見る人なんていない》《外国人だらけで日本代表っておかしいだろう》といったアンチコメントが続出。ところが日本代表が次々と強豪国を倒し、日本戦に限らず各国代表同士の対戦でも会場が満員になる人気ぶりが明らかになると、今度は《あんなのはにわかファンばかりだ》《ワールドカップが終わったらさーっといなくなる》というディスりが目立つようになったのです」
この「にわか」はふだんから様々なジャンルで熱心なファンが新規ファンを排除する際に使われるターム。まさに「熱心なファンがジャンルを潰す」という悪弊の典型として知られている。それが今回はラグビーワールドカップを通じて悪い意味での流行語と化しており、検索回数は会期前の2倍にも増えている有様だ。
ところが今回のラグビーに関しては、「にわかファン」をあげつらっているのは決して熱心なファンや古参ファンではないというのである。スポーツライターが続ける。
「『Yahoo!知恵袋』などのQ&Aサイトには、質問の形を装った“にわかファン批判”が頻出しています。それらの質問には同じような批判派による回答もつくのですが、中には《にわかファンが不愉快だからワールドカップは観ない》と宣言する者も。しかし生粋のラグビーファンならワールドカップを観ないことなどありえないので、こんな戯言は単なるホラか、もしくはもともとラグビーに興味がない荒らしの仕業でしょう。そもそも本物のラグビーファンは、いかにラグビー人気が広がるかを何年も何十年も模索し続けてきた人たちばかり。それゆえラグビーにチャンネルを合わせてくれるにわかファンを大歓迎しており、にわか排除などありえないのです」
日本代表が負けた今、ネット上には〈これでにわかがいなくなるからせいせいする〉といったコメントも散見される。しかしこれらのコメントもまた、そういった荒らしによる捨てゼリフに違いないだろう。
(金田麻有)
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