芸能

天才テリー伊藤対談「さとう珠緒」(4)変わらない珠緒は人を安心させるよ

テリー 結婚の話はさておいて、これからやりたいこととかないの。

さとう ええっ、何だろう。(カメラマンに)私、何がやりたいですかね?

テリー そんなこと、他人が知っているわけないでしょう(笑)。じゃあ、こっちから話すけど、今のところは独り身でしょう。老後のことなんて考えてる?

さとう はい、いつか孤独死しちゃうんじゃないか、みたいな不安はありますよね。だから「一軒家に何人かで住む」みたいなことをしたら、楽しそうだなって思いますね。

テリー シェアハウスね、いいじゃない。それは女性だけで住むの?

さとう 性別は問いませんけれど、私、あまりキッチリした人とは住めないと思うので(笑)、蛭子能収さんみたいな、ゆるい人がいいですよね。時々一緒に共同スペースでジュースやお菓子を賭けて麻雀やトランプをやったりすると、楽しそうじゃないですか。

テリー ああ、蛭子さんは人柄もいいし、退屈はしなさそうだ。

さとう ねえ、絶対楽しいですよ。

テリー 俺もそれ、すごくいいと思う。というのも、うちのかみさんの知り合いが近所の高級老人ホームに入ったから、この前、遊びに行ったんだよね。そしたら、本当に一流ホテルみたいな内装で、シーンとしているんだよね。俺は静かでいいと思ったんだけど、かみさんは「ここにいたら退屈しちゃう」なんて言うわけ。

さとう 確かにそういう雰囲気、ちょっと孤独を感じちゃうかも。

テリー ピアノの演奏会とか開いたり、すごく品はいいんだよ。で、その2~3日後にまた別の老人ホームに行ったんだけど、そっちはじいさんばあさんがギャーギャー騒いでいてね。それを見たら俺も、「やっぱり、こっちのほうが長屋みたいで楽しいな」と思ったんだよね。まあ、個人の好みにもよるんだろうけど。

さとう 施設によって、そこまで極端なんですね。私も見学してみたい~。

テリー 若い頃から積極的に見学しておくのも、いいのかもしれないね。じゃあ、芸能人としての今後はどうしようか。

さとう これまで、いろいろな仕事をやらせていただいてきましたけど、まだやってないようなこと、人の役に立つ何か‥‥それが何なのか、まだわかんないんですが、そういうことをやってから死にたいな、なんて(笑)。

テリー まあ「死ぬ」は極端だけど、その気持ちはわかるな。

さとう それって、単なる自己満足なんですけどね。

テリー みんなスタートはそこからだから。気にしなくていいんだよ。

さとう だって、「ぷんぷん!」やっていても、人の役に立つとは思えませんからね。何か見つけられるといいんですけど。

テリー いやいや、「ぷんぷん!」も役立つんだよ。

さとう なります? イラッとしません?

テリー さっきも言ったじゃない。ずっと続けていれば、「さとう珠緒は相変わらずだな」ってところにまで到達するわけ。それは人に笑顔を与えるし、安心感を与えてくれるんだよ。

さとう 本当ですか! じゃあ、老人ホームで「ぷんぷん!」ってやって、みんなに喜んでもらえるように頑張ります。

テリー うん、そういうやり方が「さとう珠緒」らしいと思うよ。

◆テリーからひと言

 ミニスカポリスだった珠緒ちゃんと、まさか老人ホームの話をするとはなァ(笑)。100歳まで「ぷんぷん!」を続けて、みんなを励ましてよ。

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