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記事全文を読む→天才テリー伊藤対談「ゴー☆ジャス」(3)スギちゃんが見た風景を目指したい
テリー 事務所はずっと同じところに?
ゴー☆ジャス 以前は、笑福亭鶴瓶師匠の事務所の預かりみたいな感じでお世話になっていました。その時から、先輩のスギちゃんと一緒でした。その頃のスギちゃんは、まだ本名でしたけれど。
テリー へえ、そうだったんだ。
ゴー☆ジャス でもお笑いブームが終わって、全然仕事がなくなってしまったので、2人とも足切りになってしまって。僕はツテがあって今の事務所に入れてもらえることができたんですが、その時に「先輩も一緒に入れてもらえますか」とお願いしたんです。
テリー すごい話だね。
ゴー☆ジャス 「おもしろいから入れたほうがいいですよ」って推薦して。そしたら、入った年の年末にスギちゃんに改名するや「ワイルドだろぉ?」で大ブレイクですよ。
テリー そこで一気に運が開けたんだなぁ。
ゴー☆ジャス チーフマネージャーから「スギちゃんを連れて来てくれて、ありがとう!」って言われましたけれど「あれ、僕は?」と(苦笑)。
テリー 一緒に並んでいたはずの人が大ブレイクした時、どんな気分だったの。
ゴー☆ジャス ブレイク真っ最中の頃、劇場に友達の舞台を見に行ったら、後ろの席にいた人が「“ワイルドだろぉ?”っていうギャグ、はやっているんだよ」みたいなことを話していて。それを聞いて「芸人が売れるって、こういうことなのか」と、あらためて目の当たりにした感じでした。
テリー あとで、ゴー☆ジャスさんも売れたじゃない。
ゴー☆ジャス いやぁ、ネタ番組で名前がちょっと出ましたけれど、そのラインをずっとキープしている感じじゃないですか。
テリー でもスギちゃん、最近全然ワイルドじゃないよね。
ゴー☆ジャス フフフ、最近、SNSは子供のことばっかりで、ちょっとマイルドですよね。でも、あれだけのブレイクをした人ですからね。僕もスギちゃんが見た風景を目指したいなと、今でも思っているんです。
テリー 俺、基本的にピン芸人ってすごいと思うんだよ。まずギャグがおもしろいかどうかも全部一人でジャッジしなきゃいけないし、演じるのも一人。そしてゴー☆ジャスさんの笑いは頭悪そうじゃん。
ゴー☆ジャス ちょっと待ってください! 地理の知識なんかは少し入っているじゃないですか。
テリー いや、俺はホメているんだよ。まず、俺にはダジャレの才能、まったくないんですよ。ダジャレがすぐ出せる人、本当に尊敬しているんだ。
ゴー☆ジャス そうなんですか、意外ですね。
テリー あと、今の笑いって、どこかインテリっぽさが感じられるじゃない、「この感覚がわかるか?」みたいな感じ。あれが俺、面倒くさいんだよね。それに比べると、ゴー☆ジャスさんのダジャレは実にわかりやすくて、くだらない。
ゴー☆ジャス 結局、みんなダジャレが好きじゃないですか、老若男女問わず。そういう笑いをこんな格好でやるという、シニカルな切り口というか、姿勢というか‥‥実はそれ、いつも心がけているところです。
テリー やっぱりそうなんだね。こういう笑いは継続が一番だよ。いつどこでブレイクするか、本当にわからないからね。
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