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天才テリー伊藤対談「中西学」(4)中西さんには僕がいい子を紹介する

テリー プロレスラー仲間からも、引退を惜しむ声が上がってきているんじゃないですか。

中西 フフフ、どうですかね。「(いなくなって)せいせいする」と言われたら悲しいけれど、そう言われてもしゃあないなって思い当たる節もありますから。

テリー 引退後は何をする予定なんですか。

中西 まだ具体的には何もないです。今後も新日本プロレスに所属するかどうかも含めて、会社と相談中なんですよ。

テリー まったくの白紙?

中西 だから「もう道場に来ないでくれ」と言われるかもしれない。

テリー それはないでしょう。これまでもバラエティー番組やドラマにも出演していたから、そっちの仕事が増えていく感じなのかな。

中西 仕事をいただけるのなら、何でも頑張ってやります。でも、これまではプロレスラーやから使うてもろうてたところがあると思うんで‥‥。

テリー いや、この天然キャラは捨てがたいと思うけどな。変わらず、プロレスにも関わっていくわけでしょう。

中西 もちろんです。1回なったからには、僕は死ぬまでプロレスラーやと思っていますから。あと、ゆくゆくは親父の仕事も手伝いたいと思っていまして。

テリー 京都の実家は、お茶の農家をされているんでしたっけ。

中西 はい。レスリングを始めて東京に飛び出してしまったけれど、どこかで親父に恩返ししたいんです。今は兄貴が手伝っていますけど、僕もどこかで合流しようと思っていて。他にも一緒にやってくれる人が見つかるといいんですが。

テリー それって「奥さん」ということ?

中西 いやいや、女性かどうかはわからないですけれど。

テリー 中西さんは独身でしたよね、なんでですか。

中西 ああ、過去に結婚したことはありますけれど‥‥。なぜって、決まっているじゃないですか。モテないからですよ。

テリー ウソでしょう、だってプロレスラーってみんなモテるじゃないですか。

中西 いや、確かに若い娘にキャッキャ言われているプロレスラーもいますけれども、僕はおじさんにしかウケないんです。

テリー 絶対そんなことないよ。例えば、ファンの集いで女性からラブレターをもらったり「メールアドレス交換しましょう」とか言われるでしょう。

中西 もらっても「これ、棚橋(弘至)選手に渡しておいてください」とか、そんなのばっかりですよ(苦笑)。基本、そういう場で僕は(獣神サンダー・)ライガーさんと一緒にオヤジギャグを言って周りを盛り上げる役に徹しています。

テリー その2人がそろって引退なんだから、本当に新日本は寂しくなっちゃうよね。ちなみに、再婚する意志は?

中西 縁があったらしたいですけれど、僕、本当にクソみたいな男ですから。

テリー いや、こうやってお話しして、中西さんの人柄が本当にいいのがわかりましたから、僕がいい子を紹介します。その代わり、引退試合はプロレスファンが中西さんのことを一生忘れないような、すばらしい試合にしてください。

中西 ありがとうございます。自分は、新日本プロレスが最高の団体やと思っています。その団体が用意してくれた引退試合ですから全力で楽しみますし、皆さんにも楽しんでいただけるよう頑張りますので!

◆テリーからひと言

 本当に言葉の端々から人のよさが伝わって、みんなに愛される理由がよくわかった。だから今度は、いい女性を見つけてほしいな。

※対談日は引退試合前

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