スポーツ
Posted on 2020年05月12日 05:58

片岡篤史氏がマエケンに「3年頑張れ!」と“巻き舌”で言い放った過去を激白!

2020年05月12日 05:58

 かつて、清原和博、桑田真澄を擁したPL学園。KKコンビに限らず、立浪和義、宮本慎也、松井稼頭央などPL学園からプロ野球界に巣立っていった選手は数えればキリがないほどだ。

 が、広島カープから海を渡り、現役メジャーリーガーとして今も活躍を続ける〈マエケン〉こと前田健太を忘れてはいけない。最多勝利2回、最優秀防御率3回、最多奪三振2回、加えて沢村栄治賞2回、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞5回など、日本での活躍を見るだけでも「PL学園OB最強」と呼んでも過言ではないかもしれない。

 そんなマエケンの高校時代の印象を、同じくPL学園のOBであり、マエケンの先輩である元プロ野球選手の野球評論家で、ユーチューバーとしても活躍している片岡篤史氏が語った。片岡氏のYouTubeチャンネル〈片岡篤史チャンネル〉、4月26日投稿の〈「ホンマええ加減にせえよ」後輩が自ら○○してた!?衝撃のエピソードから今でも忘れる事が出来ないPL学園の厳しかった練習について語ります~♪〉がそれだ。

 片岡氏と言えば、新型コロナウイルスに感染して入院。4月30日の投稿で、4月24日に無事退院したと報告したが、この動画は入院する前に撮影されたものだ。

 番組冒頭、マエケンもユーチューバーデビューしていることに触れ、「ビックリしたね」と片岡氏。若かりしマエケンとの出会いについて、こう振り返った。

「2006年に引退して、初めてPL学園から講演に来てくれと…やっとか!」とジョークを挟み、「ほんで、(講演は)11月くらいだったかな…その年のドラフト会議でマエケンが広島から1位指名されて。先生が、カープに入団する前田です…」と挨拶に連れてきたのだとか。

 もちろん、ドラフトの候補にも上がり、選抜ベストにも入っていたので、どれだけの迫力かと思って顔を合わせたところ、

「ヒョロヒョロっとした感じの子でね。〈この子プロで大丈夫かな?〉みたいな」

 と片岡氏は極めて素直に感想を述べた。マエケンの今を知る我々にとっては意外な印象だ。すると片岡氏はマエケンに対して、

「おい、プロはここや(と少し巻き舌口調で腕をたたく仕草で)!3年頑張れ」

 と後輩だから、そんな口調になるのも当然だと、言い放ったと明かして、

「〈3年頑張れよ!〉〈はい!〉…それが今あんなんなった」とスタジオの笑いを誘った。

 PL学園時代には「ホンマ、ええ加減にせえよ」というくらい厳しい鍛錬に耐えたという片岡氏、その鍛錬がこのほど無事、新型コロナによる病院での闘病を終えることができたような、強靭な体を作り上げたのかもしれない。今後も、元気な姿でのユーチューブ番組発信に期待したい。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/8/5発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク