芸能

渡哲也、「78歳・壮絶死」までの“逆境無頼”56年秘話を総力レポート!

「ここ最近は、足腰もかなり衰弱していて、酸素吸入器を手放せない状態が続いていました。そのため、6月に行われたCMのナレーション収録は自宅で行われました」

 こう振り返るのは、渡哲也さんと生前に親交のあった芸能関係者だ。

 今月9日に容態が急変し、緊急入院。翌10日に肺炎で急逝した。享年78。

 渡さんは1965年に日活映画「あばれ騎士道」でデビュー。「56年に及ぶ役者人生は、逆境との闘いでもあった」と詳報しているのは、「週刊アサヒ芸能」8月27日号だ。

 まずは日活黄金時代の大恋愛。66年の映画「愛と死の記録」で共演した吉永小百合と結婚を約束するも、吉永の父親に猛反対され、泣く泣く断念を余儀なくされた。

「酔っぱらうと『小百合はなんでオレのところに飛び込んできてくれないんだ!』と大荒れだった」(当時を知る映画関係者)

 71年に石原プロモーションに入社するも、映画産業の斜陽化にともない、石原プロは8億円ともいわれる負債を背負うことになる。その窮地を救ったのがテレビ界への進出であり、「大都会」(日本テレビ系)、「西部警察」(テレビ朝日系)両シリーズの大ヒットだったが、

「その後も石原プロの危機はありました。そこでも私財を注ぎ込んで、会社を存続させるべく奔走。大所帯の石原軍団を維持していくのはかなり大変で、CM出演料などを事務所の回転資金に充てていたとか」(芸能関係者)

 そして渡さんといえば、たび重なる病魔との闘いもあった。74年、肋膜炎により9カ月の入院生活を送り、翌年には膠原病で入院。91年には直腸ガンの手術で人工肛門を装着することとなり、97年には早期の大腸ガンが発見され、内視鏡手術を受けた。さらに15年には急性心筋梗塞で緊急入院。肺気腫と呼吸器疾患という長年の持病とも闘い、晩年は運動もままならない状態だったという。

 まさに「壮絶」というべき長きにわたる闘病生活と”無頼”の人生。他では読めない「逆境を常に跳ね返してきた男の秘話」を、8月18日発売のアサヒ芸能8月27日号で詳報している。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
世界タイトル獲得翌日に王座返上宣言のボクシング新王者に具志堅用高が猛然と苦言
2
水泳連盟会長にケンカを仕掛けた千葉すず「記録突破でも五輪落ち」裁判/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
3
藤井聡太「連敗で八冠陥落危機」を引き寄せた「縁起の悪い将棋めし」
4
【メジャー発掘秘話】多田野数人「ビデオ出演」スキャンダルに「たった一度の過ちだった」悔恨コメント
5
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係【2024年4月BEST】