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記事全文を読む→嶋大輔 アイドルが隣にいても「見るな、しゃべるな、笑うな」
テリー デビュー曲の「男の勲章」が、いきなりボーンと大ヒットしたじゃないですか。あの時はどんな気持ちだったの?
嶋 まだテレビ出てるっていうより、素人にちょっと毛が生えたぐらいの感覚でしたね。河合奈保子さんや松田聖子さんが隣にいて、いい匂いだなとか。
テリー 奈保子ちゃんはオッパイも大きかったしね。
嶋 ハハハハハ、大きかったですね。すごかったです。
テリー 奈保子ちゃんや聖子ちゃんが同世代?
嶋 ちょっと先輩です。同世代は花の82年組の。
テリー (中森)明菜だ。
嶋 そうです。小泉今日子さん、松本伊代さん、堀ちえみさん‥‥。
テリー 大全盛期だよね。
嶋 そうです。アイドル全盛期って言われた時代で。ほんとに毎日が夢心地でしたね。
テリー そうだよね。それまでゲーセンで遊んでた横浜の男の子の周りに突然アイドルがいるんだから。誰か口説いた?
嶋 いや、当時はテリーさんもご存じのように、僕たち異質だったじゃないですか。クールスさんやキャロルさんがいて、間が少しあって、横浜銀蝿みたいなくくりで。
テリー すごく硬派なイメージだよね。
嶋 だから、僕らは「見るな、しゃべるな、笑うな」っていうのが原則で。それは、めちゃめちゃつらかったです。
テリー アイドルに色目使ったり、笑顔を見せたらダメなんだ。
嶋 はい。
テリー でもさ、バレないように裏でコソッと電話番号渡したりさ。
嶋 いや、守らないと、あとで事務所に戻った時に、嵐さんに「なにヘラヘラしてるんだよ」ってスリッパでパシャーンとひっぱたかれますから。
テリー そうか。向こうから告白されたりは?
嶋 ないです。僕ら番組の収録に行っても、すごく離れたところに楽屋が用意されてて、他の歌手の方とまったく交流できないような感じだったんですよ。
テリー あの頃は、アイドル1人1人に事務所のマネージャーが付いて、すごいガードしてたよね。
嶋 はい、ガッチリ付いてました。それに僕、今でも覚えてるんですけど「夜のヒットスタジオ」って、最初に他の歌手の方と一緒に歌いながら出てくるじゃないですか。僕、あるアイドルの方と雨の中を相合傘で一緒に出るはずで、すごくうれしかったんですよ。
テリー ふだんは見るのも禁止されてるからね。
嶋 でも本番になったら、そのアイドルの隣に西城秀樹さんが立たれてて、「あれ?」って。そのアイドルが、西城秀樹さんの事務所の後輩だったんですよ。
テリー 芸映だ。てことは、岩崎宏美ちゃんとか?
嶋 石川秀美ちゃんでした。
テリー あぁ、そう。やっぱり当時のアイドルとしては銀蝿一家と相合傘っていうのは、あんまりイメージがよくなかったんだ。
嶋 そうだと思います。だから、そうやってみんなに避けられてた感じでした。
テリー その後、役者に転身するのは自分の意向だったの?
嶋 僕、実は「茜さんのお弁当」という八千草薫さんが主役のドラマがデビューなんですよ。「男の勲章」がすごくヒットしたので、歌手デビューのイメージが強いんですけど。だから、もともとお芝居にはすごく興味があったんです。
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