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記事全文を読む→落合博満が「監督・谷繁」誕生の瞬間を再現激白!(2)“谷繁監督”誕生の条件
11年オフに中日監督を退任後も、落合氏は白井オーナーにとって最高の相談役だった。
「白井オーナーは常々、『野球のことに関しては、あいつの右に出る者はいない』と話し、落合氏を信頼していた。だから重要な案件を真っ先に相談したのでしょう」(中日球団関係者)
落合氏の告白に戻ろう。
「で、その時に『(谷繁監督案は)いいんじゃないですか』『そうか、いいと思うか』『遅かれ早かれ、いつかはやるんだろうから』というところからの始まりなんです。そこから急速に物事が進んでいったんだろうと思います。あの時に『いや、谷繁は‥‥』と言ったらそこで決まったかどうかはわかりませんけど、オーナーの頭の中は谷繁一本で固まってたみたいですね。で、『監督一本じゃダメか』『いや、恐らくウンとは言わないでしょう』。まぁ、野村(克也)さんのね、3017試合(通算出場)という記録がありまして、何があってもノムさんの記録だけは絶対に抜きたいという一念で、個人的な目標でやってましたから、何があったって(谷繁は)現役を続けるんだろうな、と。(オーナーが)『監督一本じゃダメか。じゃあ、プレイングマネジャーはどうか』と言うから『それだったらOKするかもしれません。2年やったら記録を抜きますから。2年間だけはプレイングマネジャーということで了承してやらないと、彼は受けませんよ』『じゃ、それで進めてみるかな』という話なんです」
この極秘電話会談に関しては、白井オーナーもこう明かしていた。
「(落合氏に)私の顧問、アドバイザーになってほしいって言ったんだ。すると『GMって手がありますよ』と。そりゃいいなと思って、GMに落ち着いたんだ」
中日担当記者が言う。
「落合氏は監督時代から『GMみたいなことをやりたい』と言うことがありました。ジグソーパズルが得意なんですよ。パズルのピースを組み立てるのがうまい。しかしピースを取ってくるのは苦手。スカウトが取ってきたものを組み立てるというGMの役割は得意というか、適職なのかもしれません」
落合氏はGMの報酬について「だいたい3分の1ぐらい。オレの稼ぎからすればね」とも話しており、
「講演会のギャラは最高ランクの1本150万円超と言われ、それを年間100本以上こなしている。年収を約2億円とすれば、7000万円前後でしょうか。ちなみに阪神の中村勝広GMは年俸約3000万円だとか」(スポーツ紙デスク)
球団の体制、人事が変われば首脳陣と選手の処遇も変わるのは当然のこと。ところが落合氏はご機嫌ナナメの様子で──。
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