スポーツ

落合博満監督が「飛ばないボール」で中日を優勝に導いた“オレ流”指令とは?

 広島東洋カープ、巨人で活躍した元プロ野球選手、川口和久氏。2011年より原辰徳第2次政権下で巨人1軍投手総合コーチを務め、4年間でリーグ優勝3度、12年には日本一にも輝き、原監督を大きく支えた功労者の1人である。

 そんな川口氏が、同じく元プロ野球選手である石毛宏典氏のYouTubeチャンネル「石毛宏典サブチャンネル」に出演し、唯一優勝を逃した2011年を振り返り、優勝を飾った中日ドラゴンズの名将、落合博満監督の堅実な“オレ流”指令を明かしたのだった。

 2月6日に〈【元側近が語る】巨人・原辰徳野球の内情〉とタイトルがついた投稿回を観てみよう。

 振り返れば、11年からは12球団すべてでミズノ製の低反発ゴム材を使った統一球が採用されており、前年と比較して、両リーグの本塁打数は1605品から939本に激減している。

 それほどに打球が飛ばないボールを採用していることに加え、広いナゴヤドームを本拠地にしている中日の優勝について、「すごいことだと思いません?」と石毛氏に同意を求める川口氏。川口氏いわく、落合監督は「ボールが飛ばないんだったら、ヒット狙いに行こうよ。ホームランなんか狙うな。とにかくヒットを打とう」と選手に指示していたそうだ。

 着実にヒットを積み重ねる堅実な作戦が功を奏した落合監督は優勝を遂げ、この年を限りに監督を退任、有終の美を飾っている。落合監督らしい、まさにオレ流のカッコいいエピソードが拝聴できる興味深い回だった。(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
タモリが「後継指名」する大物アイドル(1)「ブラタモリ」終了のワケ
2
水谷隼がバラした「卓球界ははいてない人ばっかり」で平野美宇や石川佳純は…という素朴な疑問【アサ芸プラス2024年2月BEST】
3
タモリが「後継指名」する大物アイドル(2)終活を決意させた夫人以外のキーマン
4
掃除機をかけたら家中に大繁殖!この春に知っておきたい「トコジラミ対策」
5
【旅番組の暗黒部】太川陽介とは大違い…的場浩司「スタッフを恫喝」で食事抜きを強要【アサ芸プラス2024年2月BEST】