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落合博満監督、あの「5年連続2ケタ勝利」元中日投手との「師弟秘話」が沁みる!

 昨シーズンを限りに中日でユニフォームを脱いだ元プロ野球選手・吉見一起氏。吉見氏は2006年から中日に籍を置き、08年に初の2ケタの10勝を上げると、翌年には16勝で最多勝利のタイトルを獲得。11年にも18勝で2度目の最多勝利に輝き、この年のリーグ優勝にも大きく貢献した選手であった。そんな吉見氏が、プロ野球OB1300人が所属する「プロ野球OBクラブ」の公式YouTubeチャンネル〈プロ野球OBクラブチャンネル〉に出演。落合博満監督との思い出について語った。

 4月18日付けで〈【吉見一起】落合博満監督との食事は特別だった〉とタイトルをつけて公開した投稿回によると、落合監督とは06年から11年まで師弟関係にあった吉見氏。登板の2日ほど前からは外食を控え球団の食事会場で食事を済ませていたという。時には落合監督とも鉢合わせして気まずい思いもしたそうだが、バッターの抑え方など野球に関する様々な知識を落合監督は授けてくれたそうで、今では「一緒に食事する時間がすごく人生得したな」と感慨深く振り返っている。

 また、吉見氏は2ケタ勝利を上げ、周りから「エース扱い」を受けるようになっても、落合監督からは「5年勝ったらエースって認めてやる」と厳しく言われたそうで、「それでボクの心に火がついたというか。もちろん、優勝したいがために投げてるんですけど、落合さんに認めてもらうために毎日必至こいて投げてました」と振り返る吉見氏。みごと、08年から12年の5年間、2ケタ勝利を上げたのだった。

 吉見氏の心に火をつけた落合監督と、それに応えた吉見氏の頑張り。2人の信頼関係が生んだ絆ゆえの心が温かくなる興味深い回だった。

(ユーチューブライター・所ひで)

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