スポーツ

長嶋監督“解任会見”「全て自分の責任」発言は“真逆の心境だった”衝撃真相

 1980年10月21日、長嶋茂雄監督の突然の監督解任会見が行われた。

 長嶋監督は74年シーズンオフに現役引退、75年から巨人の監督に就任したが、1年目は球団初の最下位。76年、77年はセ・リーグを制したが日本シリーズで阪急に2年連続で敗れ、その後、2位、5位、3位と優勝から遠ざかっていたことから、会見で長嶋監督は「3年間優勝が出来なかったのは、すべて自分の責任、男としてけじめをつける」と口にし、長嶋茂雄第一次政権の終幕となった。

 元プロ野球選手・高木豊氏のYouTubeチャンネル「高木豊Takagi Yutaka」の4月25日投稿回に、長嶋監督の長男である長嶋一茂氏が出演。その引退会見を振り返り、意外な真相を明かしている。

「僕が聞いてた親父の言葉と、あの時の記者会見とは全く真逆のことを喋ってたんですよ。(中略)全部自分の責任である…みたいな感じで確か監督辞めていったんだけど、本人はそんなこと全く思ってないですからね」と一茂氏。しかし、そんな父親を見て一茂氏は、「大人の社会ってこうなんだ」と驚きを覚えると共に、「男の散り際の美学」を学んだとも語ったのだった。

 中学で野球をやめていた一茂氏は、この騒動を受け、「自分が野球界に行ったら親父が辞めさせられた仇を取れるんじゃないかっていう…」と、復讐心にも似た思いで立教高校に進学し、野球を始めたことも明かしている。

 長嶋監督の本音もさることながら、父を思う一茂氏の熱い思いが伝わる感動的な回だった。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
2
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
3
巨人の捕手「大城卓三と小林誠司」どっちが「偏ったリード」か…大久保博元が断言
4
京都「会館」飲食店でついに値上げが始まったのは「他県から来る日本人のせい」
5
フジテレビ井上清華「早朝地震報道で恥ずかしい連呼」をナゼ誰も注意しない?