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鹿取義隆、西武時代に実感した「常勝集団たるユエンは“守備力”だった」!

 名将・森祇晶監督率いる西武ライオンズは、かつて常勝球団と呼ばれていた。1986年の監督就任1年目から西武を日本一に導き、在籍9年間でリーグ優勝8度、日本一6度、すべてがAクラスという目覚ましい成績を残した。

そんな常勝球団に、89年シーズンオフに巨人からトレードで移籍した元プロ野球選手の鹿取義隆氏が、主に西武で活躍した元プロ野球選手、石毛宏典氏のYouTubeチャンネル〈石毛宏典TV〉の5月14日付けの投稿回に出演。入団して実感した西武の強さを語った。

「8回9回抑えてくれた」と鹿取氏の功労を振り返る石毛氏に、「抑えたって言うかね、打たせれば守ってくれるんですよバックが。これがすごかった!」と興奮気味に語る鹿取氏。投げた瞬間に『スリーベース!?』と予感させる鋭い打球も、振り返ると外野手が落下点に入りアウトに抑えるといったピンチを救われた場面が幾度もあり、西武の類稀なる守備力を指摘したのだった。

 90年の西武の主なスタメンは、捕手に伊藤勤氏、ファースト・清原和博氏、センター・辻発彦氏、サード・石毛宏典氏、センター・秋山幸二氏といった豪華な面々。一方、巨人にもファースト・駒田徳広氏、セカンド・篠塚利夫氏、ショート・川相昌弘氏などゴールデングラブ賞を受賞する名手がそろっていた。

 それでも西武の守備面に分があったようで、鹿取氏は90年に初の最優秀救援投手のタイトルに輝いている。

派手なバッティングに目が行きがちだが、守備力にこそ西武の常勝球団たるユエンが詰まっていたのではないかと改めて感心させられた。

(ユーチューブライター・所ひで)

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