芸能
Posted on 2021年06月15日 10:35

小林亜星さんが語っていた「寺内貫太郎一家」の西城秀樹さんとの意外な秘話とは?

2021年06月15日 10:35

 日本レコード大賞に輝いた都はるみの「北の宿から」(75年)など歌謡曲だけでなく、今も流れる「日立の樹」や「積水ハウス」などのCMソング、「魔法使いサリー」や「科学忍者隊ガッチャマン」などのアニメソングにおいても、抜群の才能を発揮した作曲家・小林亜星さんが5月30日に88歳で亡くなった。

 作り手だけでなく、俳優としても存在感を発揮したのが30%以上の高視聴率ドラマ「寺内貫太郎一家」(74年、TBS系)だ。異色と呼べるキャスティングを、小林さんは生前こう語っていた。

「脚本家の向田邦子さんは、貫太郎に自分の父親を重ね合わせていたんです。だから主役の条件はただひとつ『太っていること』でした。最初に白羽の矢が立ったのはフランキー堺さんで、次はドリフターズの高木ブーさん。ところが、どっちも忙しくてオファーを断ったんです。最後に候補になったのが僕。あの頃、110キロはあったから」

 演出は久世光彦氏だが、ホームドラマにおいてひとつの持論があったという。

「僕は前のカミさんと別れて、今のカミさんと一緒に住みだしたころ。奥さん役の加藤治子さんも離婚協議中だったし、ばあさん役の樹木希林も内田裕也とゴタゴタしていたしね。久世さんいわく『本当に幸せなヤツに幸せを感じさせる演技はできない』と思って、ワケありの人物ばかり集めたって」

 亜星さんの長男役を演じたのが人気絶頂の西城秀樹さんで、2人の激しい取っ組み合いは名物になった。

「庭まで吹っ飛ばして、1度骨折させた時なんか、ヒデキのファンの女子高生から手紙がきましたよ。そこには『お前の大事なところを引っこ抜くぞ!』って書いてあって、ぶったまげた記憶がある(笑)」

 すでに出演者も多くが鬼籍に入ってしまった。昭和の傑作ドラマとともに、亜星さんの冥福を心よりお祈りしたい。

(石田伸也)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年02月23日 12:00

    猫の病気といえば、やはり腎機能の低下による腎臓病と、人間と同じように糖尿病ではないかと思う。実際は腎臓病が圧倒的に多いようだが。ざっくりいうと、腎臓病はタンパク質の過剰摂取などによって腎機能が低下する病気。糖尿病は炭水化物などの摂り過ぎによ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    エンタメ
    2026年02月26日 06:45

    イオンが運営する電子マネーWAONのポイント制度が、3月1日より「WAON POINT」に一本化される。長年にわたってユーザーを悩ませてきた「2種類のポイント問題」がついに解消されることになった。実はこの問題の根っこは深い。もともとイオンに...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    エンタメ
    2026年02月27日 06:30

    あれから2カ月近くが経ってもまだ「燃え続けている説」がある。発端は2026年1月6日午前10時18分、島根県東部を震源とするM6.4の地震だ。松江市や安来市で最大震度5強を記録したこの地震は津波の心配がなく、表向きは「よくある規模の地震」と...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/24発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク