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落合VS星野「“鉄拳抗争27年”の犬猿タブーを暴露公開」(3)両者に決定的な亀裂が走ったのはあの“北京五輪”

 落合氏と星野監督が出演した番組は「たけし・所のドラキュラが狙ってる」(TBS系)。ビートたけしと所ジョージがW司会のトークバラエティである。この番組にはゲスト出演者がウソ発見器にかけられる「ドラキュラ裁判」なる名物コーナーがあった。これに出演した星野監督が体に電極をつけられて椅子に座る。呼吸や脈拍の乱れ、発汗などを感知した機械が、地震計のように針を左右に動かし、ウソを申告するというアレである。

 たけしと所が「全て『いいえ』でお答えください」と質問を始めるのだが、途中で突然、過去のVTRが流れる。星野監督以前の93年に落合氏がこの番組に出演した際の「ドラキュラ裁判」映像だった。

「グラウンドに嫌なやつがいる」と質問され、落合氏は「いいえ」。するとウソ発見器の針が左右に大きく振れ、スタジオから笑いが起こる。さらに「星野監督が嫌いだ」と畳みかけられ、再び「いいえ」と答えると、針の触れは最大になった。落合氏は大笑いし、所が「嫌いみたいですねー」とニンマリ。

 ここでVTRが終わり、スタジオに戻ると、今度は星野監督に質問が浴びせられた。

「それではおうかがいいたします。落合が嫌いだ」

 星野監督が「いいえ」と言うや否や針は左右に大きく動き、星野監督は苦笑い。

「落合のカミさんはもっと嫌いだ」

「いいえ」

 しかし、針はさらに激しく、最大限に振り切ったのだった。こうした質問は恐らく、番組スタッフの事前調査で判明した「事実」を反映してのものなのだろう。

 こうした両者の関係に決定的な亀裂が入ったのは、08年夏の北京五輪直後。03年に阪神監督を勇退していた星野監督が率いた日本代表チームには、落合監督率いる中日から岩瀬仁紀(39)、川上憲伸(38)、荒木雅博(36)、森野将彦(35)の4人が参加した。ここでの星野采配が、シーズン中に選手を預けた落合氏の逆鱗に触れたのだ。スポーツライターが言う。

「投球が気に入らないからといって、川上は星野監督に殴られています。岩瀬も回またぎ登板などで酷使されてボコボコに打たれたあげくに戦犯扱いされて、ボロボロの状態で帰ってきた。エースと守護神がさんざんな目にあい、ペナントレースに復帰しても立ち直るのに時間がかかりました。2人とも戻ってきてから1週間ぐらいは休んでいます。この年、中日はV逸し、3位に終わりました」

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