エンタメ

憧れの「特撮ヒロイン」に会いたい!(7)特撮ヒロイン名場面集 さとう珠緒の「巨乳ビキニ」は超お宝!

〈人間であろうと宇宙人であろうと、ダンはダンに変わりないじゃないの‥‥たとえウルトラセブンでも〉
 今なお特撮史上に残る最終回とされる「ウルトラセブン」(67年)で、アンヌ(ひし美ゆり子)がダン(森次晃嗣)に向かって叫ぶ。向かい合う2人のバックには波光がきらめき、顔が見えないシルエットの状態になっている。クラシックの激しいピアノの音とともに、およそ特撮らしからぬ斬新な演出である。
〈ありがとう、アンヌ。西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだよ〉
〈行かないで、ダン!〉
究極のラブロマンスのままに2人は離れてしまったが、約40年後の08年、思わぬ展開が起きる。映画「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」の公開を前に、ダンの口から「アンヌと結婚していた」と発表。往年のファンを大いに喜ばせた。
 続いて「超力戦隊オーレンジャー」(95年)では、オーピンクこと、さとう珠緒が奮闘している。オーイエロー(麻生あゆみ)とともに、水着で川遊びをしているシーンは、戦隊ヒーローが水着姿を披露した珍しいケースであろう。
 ちなみに珠緒のオレンジの水着はヒモの部分が緩く、あのFカップ乳が、かなりの肌面積でオンエアされている。さらに、その背後に敵の巨大ロボが押し寄せるという、何ともシュールな映像になっている。
 この場面が好評だったせいか、第23話には「最後の水着…」というタイトルで再び水着アクションを披露。もはや視聴ターゲットを小学生ではなくお父さんたちに移したようだった。
 最後に美人女優の夏純子が春日ひとみ役に扮した「シルバー仮面」(71年)の、その名も「あしたのひとみは…」と題した第5話は切なさ満載。貧乏な言語学者(東野英心)が、ひとみを宇宙人と勘違いして誘拐。汚い四畳半に連れてくるが、やがてひとみは学者に味噌汁まで作るようになる。
〈オフクロ以外の女の人が作った味噌汁、飲んだの初めてなんです〉
 感激した学者がひとみを守って宇宙人に惨殺されてしまうこの話は、特撮版の「美女と野獣」として語り継がれている。

カテゴリー: エンタメ   タグ:   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身