社会

腰痛の原因は「減塩」だった!?

 2足歩行の人間の宿痾とも言うべく腰痛。その原因はさまざま。運動不足、または過度の運動。さらには疲労、食生活や内臓疾患などなど。それらに加えて現在の“減塩ブーム”も腰痛の原因のひとつだと言うのだ。

「塩はナトリウムと塩素の化学物質。いずれも体を構成する重要な成分。だから、塩の欠乏は”生命を奪うことになる。”長年の減塩は倦怠感、食欲不振などを引き起こし、腰痛の原因にもなります」

 そう、かつてある大学の医学部名誉教授も記者に語っていたものだ。

 また、1971年に「塩業近代化臨時措置法」が施行され、我が国の製塩の全てが化学塩とも言える”イオン交換膜方式”に変わったが、その姿を消した塩田塩の存続・普及活動に生涯を賭けた「伯方の塩」の創業者の故・松本永光氏は自著でこう述べている。

「体内に塩分が不足すると新陳代謝が衰え筋肉・心臓・腎臓が衰える。体内の塩分不足からの健康障害は多い。塩分不足の腰痛は多い」

 過ぎた減塩神話が体内のナトリウム不足をもたらし、その結果体内の血液量が減りさまざまな症状を引き起こす。その結果腰痛の元にもなっているのだ。

 ただし塩の効果を得るためにはミネラルたっぷりの天然自然塩をとる必要がありそうだ。

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