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若き日の白鵬、宮城野親方への「帰郷直訴」で課された「高すぎるハードル」!

 数々の金字塔を打ち立てて引退した白鵬は、2021年9月30日付で引退届が受理され、間垣親方としての第2の人生をスタートさせた。

 白鵬が語る。

「さっそく新親方・間垣として活動しております。まずは墨田区にある宮城野部屋の朝稽古で後輩たちの指導です」

「自分が今、声を大にして言ってるのは、基本をタップリとやれ!ということです」

 早くも親方としてハッパをかける白鵬である。続けて、

「特に今の若い子たちは、申し合いは喜んでやるのですが、四股、鉄砲、すり足はやりたがりません。本当に困ったものです」

 と、苦言を呈するのも忘れない。

 そんな新親方は、宮城野部屋のホープである北青鵬に「あること」を初めてさせたという。この九州場所(11月14日~28日開催)が、十両に昇進後、初の土俵となる北青鵬である。その「あること」とは、十両に昇進すると「許されること」だった…。

─さて、2003年の白鵬は、当時幕下力士。七月場所に向けての稽古に励む日々だった。兄弟子の光法の強力なカマシにも、倒れなくなった白鵬に、光法は、「白鵬は、将来は横綱になる」とその素質に太鼓判を押した。まさに、宮城野部屋の「新旧交代劇」がなったのである。そして、七月場所を4勝3敗で勝ち越した白鵬は、九月場所を控え、宮城野親方に願い出る。

「入門から一度もモンゴルに帰郷しておりません! 今度の九月場所で、勝ち越しましたら、是非とも帰郷の許可をいただけませんでしょうか?」

 白鵬からの「帰郷直訴」であつた。

 帰郷自体は許されるが、出された条件は7戦6勝のノルマ!高すぎるハードルを果たして白鵬は越えることができるのか?

 エキサイティングな若き日の白鵬が読める同時進行相撲マンガ「白鵬本紀」第27番「ノルマは7戦6勝」は11月9日発売の「週刊アサヒ芸能」11月18日号に掲載。また、復活の全勝優勝を果たした七月場所の真実が語られている「白鵬本紀」第1巻 「英雄の子」に続き、11月30日に発売される第2巻「白鵬のいちばん長い日」では、引退記者会見で話題となった「横綱相撲とは?」の問いに発せられた白鵬自身の考える「横綱相撲」への思いが明かされている。はっけよい!!

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